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2015.07.06

 前回のブログを読まれてない方はまずはこちらを御覧下さい。

 →≪そして何も変わらなかった(序章)≫←

 

 事の発端はさかのぼる事3週間前。

 

 営業中に巨大なリュックを背負った怪しげな男性が店の前を行ったり来たりしていました。

 

 その男性はしばらくして店内にゆっくりと入って来ました。

 

 要件を伺ったところ「関西テレビのモノですが少し話を聞かせて頂いても宜しいですか」との事。

 

 丁度時間が空いていたので快く引き受けた所、うちの店の評判を色々なところで聞いてきた様子。

 

 私が「どういう風に聞いてこられたんですか」と尋ねると

 

 「山科をこよなく愛していてこだわった美容をしている、と聞きました。」

 

 そして

 

 「お店のブログがとにかく面白い」

 

 と言う事でした。

 

 これに気を良くした私。その男性を「ゆっくり話をしましょう」と言って奥のテーブル席まで招待します。

 

 ご丁寧にその方も私のブログを見て下さったらしく「ご主人凄いですね」と感想を伝えてくれました。

 

 凄いと思った理由を伺うと、何話か前のブログの「鼻の穴に10円玉を突っ込んで取れなくなったエピソード」について感想を述べてくれました。

 

 「本当に10円玉取れなくなったんですか」としきりに聞いてくる男性。正直「そこかぁ」と心の中で思いましたが、見てくれている事に変わりはないのでそのまま色々な話をしました。

 

 店の主旨や山科を今後どうして行きたいのか、どういう想いで美容室を経営しているのか。

 

 その男性は「おもしろいおもしろい」と言ってしきりにメモを取っていました。

 

 その後30分程でインタビューが終わり、男性が「ちょっとどうなるか分かりませんが今度ディレクターが挨拶に来るかも知れないので宜しくお願いします」と言い残して店を出て行きました。

 

 まあどうせ(私とお店に)何のインパクトもないからボツになるでしょ。そう思っていて1週間が過ぎた頃一本の電話が入りました。

 

 電話の主は関西テレビ。2日後に私とのアポの時間をお願いして来られました。

 

 そしてその当日、気の良さそうな男性が来店されました。

 

 差し出された名刺には「ディレクター」の肩書が書かれていました。

 

 D「先日のモノから色々とお話伺って。ご主人、たいそう面白い人生送って来られてるらしいですね。」

 

 その瞬間「嗚呼。これはテレビに出るフラグ立ったな。」と心の中で思いました。

 

 私「いやいや。そんなエエモンじゃないですよ。」

 

 D「いやいや。ブログも拝見させて頂きましたよ。面白い。」

 

 このキーワードで又前回に引き続き上機嫌になる単純な私。「マジですか。一体どこが面白かったですか」との問いにディレクターの方

 

 D「小学校の頃鼻の穴に10円玉詰められたんですね。」

 

 またそこかよおい・・・

 

 D「しかも左の鼻の穴だけまだ大きいって本当ですが。」

 

 慌てて私、咄嗟に鼻を手で隠します。

 

 そんな事書いたっけ・・・・ああ確か書いた気がしてきたぞ。

 

 私「あはは。そうですねほんの、ほんの少しだけ大きいんですよ。」

 

 実際大きさは左右ほとんど変わりはありません。と言うかアレは流れで書いただけであってややフィクションですゴメンナサイ。

 

 正直にそう言えてればどれだけ楽だったか。今思えばそこから何かの歯車が狂い始めていました。

 

 その後しきりに至近距離から執拗に私の鼻孔を眺めてくるディレクターさんと色々な話をしました。

 

 その話の中で、前回話した「山科」「ブログ」そして「美容の主旨」以外に「東京の有名店で働いていた」というエピソードと「夫婦営業で喧嘩をした」という話が新たに加わって来ました。

 

 そこでディレクターさんが一番食いついて来たのが「東京で働いていた」と言う話でした。

 

 東京で働いていた時の私に対してどうやら「カリスマ美容師」と言う認識を持たれてしまった感じでした。

 

 私は東京の頃の自分が嫌いです。

 

 その頃の私は今では想像できない位トゲトゲしていました。

 

 なのでプロデューサーさんに「年収も顧客数もどれをとってもカリスマですやん。」と言われた時、何か胸の中にモヤッとした黒いモノが生まれてくるのを感じました。

 

 結局そのままプロデューサーさんは「カリスマ時代の写真とか自宅とかに残ってますよね。出来たら当日までに用意しておいてください。」と言って帰って行かれました。

 

 確か東京時代の写真は余りなかった気がしたのですがとりあえず「探してみます」とだけ伝えました。

 

 しかしこの辺りから私の心の中に不安感が生まれ始めます。

 

 もし。もし撮影が来てからブログの話から「右の鼻の穴だけ大きい」事を突っ込んでこられたらどうしよう。

 

 その日から誰にも知られる事の無い、私の影の地道な努力が始まります。

 

 その行為とは

 

 夜寝ている間中、右の鼻の穴に直径約1センチの消しゴムを詰めるという行為です。

 

 撮影当日まで6日間、1日に1mmづつでも大きくなれば、或いは鼻の皮膚が柔らかくなればなんとか急場はしのげる。本気でそう思いました。

 

 一日目。

 

 目覚めた時には鼻の穴から外れてしまっていました。

 

 二日目。

 

 上からセロテープで包装した所、目の下がかぶれました。

 

 三日目。

 

 医療用の高級なテープでテーピング。980円もしました。

 

 そして四日目・・・

 

 何であんな事書いたんだろう、と後悔しながら過去のブログを読み返して見た所、ある間違いに気付きます。

 

 鼻の穴、右やなくて左やったぞ。

 

 半泣きになりながら逆の穴にチェンジ。そしてやや膨らんでしまった右の鼻の上から今度は消しゴムを入れずにテープで穴が塞がるように又テーピング。

 

 しかしその夜、両鼻孔が塞がって呼吸が出来ないことに苦しめられ、やむを得ず右を捨てて左に全力を注ぎます。

 

 結局当日までに奇跡は起きず、万が一の場合に備えて少しでも左の鼻の穴が大きく見えるように左だけ中の鼻毛を全部剃ってしまいました。

 

 何をしてるんだろう。

 

 又両立してもう一つの不安要素も日に日に大きくなっていきました。

 

 元々、山科大好きと言うこととブログが面白いとの事で話していたはずなのにいつの間にかカリスマ美容師という名目になってしまっている。

 

 以前こちらのブログでも話していたように、私はオーキニーを私達の美容室を「東京帰りだから」とか「芸能人やってた事あるから」とかそういう理由で選んで頂きたくないのです。

 

 しかしそうは言ってもテレビ局の方達がどういう風に美容室に対して興味を持ったのか分かりませんし、お願いされた写真を用意しておか

ないと迷惑がかかるかも知れない。

 

 そんな不安を抱えながら当日まで一生懸命昔の美容師時代のカリスマっぽい写真を探したのですが見つからず心身ともにボロボロな状態で撮影の日を迎えたのです。

 

 

 続く→「そして何も変わらなかった(中編)」へ←

 

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2015.07.05

 やましなす皆様。ご機嫌いかがでしょうか。

 

 ここ最近御来店いただくお客様方から「オーキニさん痩せましたね」「体調大丈夫ですか」と声を掛けられまくって、先日調べてみると体重がかなり減っていました。

 

 10日間で5kg痩せた斉藤です。

 

 今回のブログは久しぶりに超絶長くなりそうなので、私の体重が5キロ減った理由を3部にわけて赤裸々に書いて行こうと思います。

 

 まずはプロローグ。

 

 ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、先日関西テレビの「よーいドン」と言う番組に出演させて頂きました。

 

 番組をご覧になられた方は分かるかも知れませんが、放送内容は「はちみつさん」と言う方が1人ぶらり旅で御陵に来られ、しばらくしてオーキニーを発見して私たち夫婦と会話をする、と言った内容でした。

 

 話の内容は「夫婦喧嘩」について。

 

 そしてなんとクライマックスもサプライズも向かえないまま終盤「人間国宝に認定します」と言って番組のステッカーを手渡されます。

 

 皆様も疑問に思われたのではないでしょうか。私も帰宅して放送内容を見てから思いました。

 

 「なんでこんなんでステッカーもらえんねん」と。

 

 知られざる私の裏での葛藤と後悔、そして2週間足らずで5kgも痩せてしまった気苦労は一体なんだったのか・・・

 

 今回はそんな番組の裏側の「真実の物語」を放送されなかった全てをお話ししたいと思います。

 

 一応、番組を見られていない方にもわかる様に以下に簡単に放送内容を記載しておきます。

 

 

 ~~よーいドン 隣の人間国宝~~

 山科の御陵で夫婦で美容室を経営している斉藤夫婦、オープン当初は家庭も仕事も喧嘩が絶えず上手く行かなかった。

 

 ある日、些細なことが原因で営業中にケンカをしてしまい、妻がその場で娘を連れて帰省。慌てた亭主は頭を丸坊主にして妻の実家である長野まで迎えに行く。

 

 長野について両親と会話を交わすと実は昔妻の実家でも同じ事が何度も起きていて、喧嘩したら実家へ帰ると言う事が習慣ついている環境だった。

 

 それを機にオーキニー店主とその義父は仲良くなり、夫婦仲も良いモノに変わって行った。

 

 おめでとう人間国宝認定です。めでたしめでたし。

 

 ~~~~~~~~~

 

 めでたしめでたしやないでホンマ。

 

 続く→「そして何も変わらなかった(前編)」

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2015.06.30

 今日も一日お勤めご苦労様です皆様。高校の頃カラオケボックスで尾崎豊さんの「15の夜」を歌い98点という高得点をたたき出して、当時中退したプチヤンキーに「あんまり調子乗んなよ」と呼び出しを喰らった過去を持つ男斉藤です。

 

 もう皆様のお手元に「オーキニー通信」は届きましたでしょうか。

 

 本当は今回の号(というのか)に10周年のキャンペーンの事も掲示する予定だったのですが時間が足りずにいつもの様な感じになってしまいました。

 

 又ブログを見て下さっている方だけへのキャンペーンも企画していますので楽しみにしていて下さいね。

 

 突然ですが美容室を長年経営させて頂いていますと実に様々なお客様が来店なされて又様々なご要望をお願いされます。

 

 しかし昨今の情報社会の落とし穴とでも言いましょうか「うる覚え」での間違えた知識のままのご要望を言われる事が多々あります。

 

 オープン間もない頃、ご新規のお客様に「ピンポイントパーマをお願いします。」と言われた事があります。

 

 ピンポイントパーマ。

 

 初めて聞いたときは、その私の知らない技術のネーミングに「ひょっとしたら京都の美容は東京の10倍は進んでいるのか」と自らの美容人生を振り返らざるにはいれませんでした。

 

 しかしよくよく聞いてみるとどうやらそれは「ピンパーマ」。所謂ペーパーとピンを使った毛先の動きを付けるパーマの事でした。

 

 丁寧にカウンセリングをしてから、その方のこれからの人生の為に「ピンポイントパーマではなくピンパーマですよ。」と柔らかく京都風に教えてあげました。

 

 以前、私のあまり得意としない感じの、とある大学の男子学生さんが来店されてました。

 

 その学生さんに「アメシカットしてください」と言われた事があります。

 

 以前、その学生さんは2度にわたり予約を連絡なしで無視(ブチ)られ、その日も予約が詰まっているのに40分遅刻されての来店。

 

 そんな状態の時に謝罪の一つもなく「アメシカット知らないんですか。」と言われました。

 

 挙句「アメシ切ってみて似合わなかったらもう一回違うスタイル切ってもらっても良いスか。」と20分しかないのに2スタイルの施術を要望されました。

 

 その後そのアメシを教えて貰うと、どうやら「アシメ」アシンメトリー(左右不対象)のスタイルだと言う事が判明。

 

 込み上げてくる微量の殺意と憤りを押さえながらそのスタイルを仕上げました。

 

 その方のこれからの人生の為に「アメシカット」は真実を教えずそのままお帰り頂きました。

 

 その他にも「スカプルマッサージ」等の実に惜しい「もうちょっとやで系」や「ディティールカット」等の知らない知識の「なんじゃそりゃ系」。実に色々な要望を頂いて来ました。

 

 そしてつい先日、又新たな新しい要望がありました。

 

 お客様は小学5年生の「北風君(仮)」。実に7年にわたってご来店いただいていてとてもいい子で将来何かを成し遂げる感じの男の子。

 

 席に着くと真っ先に店のタブレットを操作して「パズドラ」と呼ばれるアプリを慣れた手つきで起動します。

 

 私「北風君、今日はどんな感じにするん。」

 

 何度か短く切り過ぎて友達にからかわれた事があるそうなので、いつもの様にスタイルや長さを聞いてみると

 

 北風君「ロックカットにして。」

 

 なるほどロックカットがいいのか。

 

 てか何それ。

 

 私「ゴメン北風君・・・ロックカットってナンじゃらほい。オッチャン分からんわ。」

 

 北風君「えっとなこの間切ってくれたスタイルやん。あれよかってん忘れたん。」

 

 慌てて私「そんな謎なカットしたっけか。」とカルテを取り出して確認してみました。

 

 カルテ「こめかみ下から7mmでセニング刈り上げ。トップ短めにしてセクショニング。変形2ブロック。」

 

 おお正解は2ブロック(昔の成宮君みたいな奴)だったか。

 

 ここで普段の私ならスマートかつナチュラルに、彼の今後の人生の為になる最善の選択をする所。

 

 しかしちょっと待て。ロックカット・・・ロックカット

 

 何かそれええんちゃうのそれ。

 

 ダバダーバダバダーダリアー

 

 世の中には単純に真実にたどり着く道より良い選択がある事を知っている、宮本亜門や熊川哲也と同じように違いがわかる男斉藤広観。

 

 ダバダーダバダーダバァダー

 

 これはココでココだけで終わらせてはいけない絶対。

 

 先ずイメージがいい。涼しそう。夏にピッタリ。

 

 そして響きもいいな。聖闘士星矢やワンピースでそのまま補助的な必殺技として使えそう。

 

 そんな事が頭の中を支配して北風君に「本当は2ブロックカットって言うんだよ」という真実を伝える事すら忘れてしまいました。

 

 本人はそんな現在この瞬間、今後の美容界を揺るがすことになるような大事態になっているとは露知らず、必死に「木属性か。火で行くか。」とブツブツ言いながらゲームに夢中。

 

 そして前回は30分位で終わったカットを50分かけて仕上げました。

 

 冒頭でおつたえしましたが、北風君は将来何かを成し遂げる器を持っています。

 

 そんな北風君が先見の目で望んだ新世紀のスタイル「ロックカット」。

 

 果たして担当者は応えることが出来たのでしょうか。

 

 仕上がってから遠目で見てみました。

 

 心の中ではシベリアをイメージしながら切りました。

 

 頭の中ではユーミンのダイアモンドダストが消えぬまに、が流れてました。

 

 襟足を整えるときは「ロックチェックゥ」と上位版の技を使いました。

 

 私「どうや北風君。」

 

 後ろの形を合わせ鏡で見せる私に

 

 北風君「今日早ぉ帰らんと怒られんねんはいお金。」

 結局どうだったのか聞かれず仕舞いのまま先を見る少年は旅立ってしまいました。

 

 彼に似合う技術者になるにはまだまだ先が長そうです。

 

 まあ普通の2ブロックなんですけどね。

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2015.06.24

 やましなす皆様。この歳で人間国宝になってしまった男斉藤です。

 

 現在ヴァーレスヘルツ(オーキニー通信)を目下作成中で、いつもながらこの時期余り時間がありません。

 

 なので簡潔に。

 

 最近お客様に「美容師」と思われていないらしく一部で家電の相談員、もしくは山科案内所として利用されてるかたが多い事が判明致しました。まあ薄々は感じていたのですが。

 

 なので今回はブログ開設以来初めて「美容師らしいブログ」にチャレンジしてみたいと思います。

 

 

 美容雑誌を見ていると今年は結構ショートスタイルが流行っていて多く特集されています。

 

 以下に記載されてあるスタイルは、先日写真の整理をしていた所、私が4年前程に造らせて頂いたスタイルが出てきたので「おっこれは」と思いアップさせて頂きました。

 

 尚、モデル様に許可を取っていない状態でのアップなので御本人、又は御関係者の方からご指摘を受けた場合即刻削除させて頂きます。

 

 「夏は大胆な私を演出したいんだ(ハート)」「個性あるスタイルで彼のハートを射止めちゃう」「もう一度旦那に私の魅力を分からせたい」

 そんなアンニュイ、かつフェミニンでドラマチック&ドラスティックダンシングなヘアースタイルをご希望の方。

 

 この夏一番のお勧めスタイルですので

 

 「今日はどのような感じに致しますか。」

 との問いに

 「お任せで。」

 と、男前(女前)に答えられた方は問答無用でこのスタイルにさせて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 N君元気に頑張ってるかなぁ。

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2015.06.17

 シュッシュッ。

 

 ヒョウッヒョウッ。ボゥ。

 

 皆様も幼い頃、日曜洋画劇場などで「カンフー」いわゆる中国のアクション映画をテレビで観た翌日、 学校で友達とジャッキーチェンごっこやブルースリーごっこをされた記憶がある事と思います。

 

 どうも。小学校の頃友人に「きんにくバスター」というプロレス技をかけられてズボンの股の部分が破けてしまい泣いて帰った苦い経験を持つ男斉藤です。

 

 ちなみにその翌日「ぱろスペシャル」と言う技をかけられて友達と本気でケンカになりました。

 

 以前こちらのブログで子供たちの為にやむを得ず「プレイステーション」という録画デッキを購入した事をお伝えしたと思いますが、そのせいか最近何故か狂ったように「昔の映画」のブルーレイディスクを購入しまくっています。

 

 最近で新たに購入した映画で言うと

 

 「ロッキーシリーズ」

 「ポリスアカデミーシリーズ」

 「バンドオブブラザーズ」

 「ゴーストバスターズ」

 

 そして「ジャッキーチェン拳シリーズ」

 

 昔からこういった「幼少のころに見た名作」を密かにDVDで収集してきてはいたのですが、やはり更なる映像美を求めないと「美」を追求する職業の者としては如何なものか、と思っての「持ってはいるけどもう一度収集」を始めた訳です。

 

 勿論すべては次の世代を生きていく子供たちの為へ「素晴らしいモノを伝承する」ために。

 

 そう言った奥深い親心を知る由もない妻から、Amazonからの段ボール箱が届くたび

 

 「お父さん今度は何買ったんだろうねぇ。どうせほったらかして使わないものだと思うけどねぇ。ねぇ蒼君(息子)。」

 

 とワザとらしい「私を無視しての息子との会話攻撃」を受けています。

 

 しかし私は声を大にして言いたい。

 

 お前が選んだ男は意味の無い事をするような浅はかな男なのか。と。

 

 「ロッキー」はチャンスを逃さない人間になるように。そして何より努力する事の大切さを知ってもらう為に。

 

 「ポリスアカデミー」は人生を面白おかしく生きていくために少々の遊び心や悪戯心を持ってもらう為に。

 

 「バンドオブブラザーズ」で勿論戦争の怖さ。規律やいざと言う時に何に重きを持つ事が良いかを知ってもらう為。

 

 「ゴーストバスターズ」でお化けの怖さを知り

 

 そして「ジャッキーチェン」で酔えば酔うほど強くなり、日中関係をもっとより良いモノにして行けるような「他国愛」を持ってほしい。

 

 そんな思いを胸に抱き、先を見据えた「時が経っても色褪せない素晴らしい映画」と言う作品によって私にしかできない教育をしているのです。

 

 しかしまだまだ幼き愛しの我が子供たち。

 

 その澄んだ瞳で何を学び、そして何を感じているのか。

 

 ブルースリーの名言では無いですが Don’t think.feel. 心で感じて欲しい。

 

 そんな私の思いに娘が答えてくれる出来事が。

 

 先日、娘が使っている自由帳が何気なくテーブルの上に置かれてありました。

 

 自由帳は子供の頭の中をのぞき込める「可能性と感性の宝石箱」。

 

 申し訳無く思いつつ最初のページを開いてみると、そこに

 

 

 

 そして次のページ

 

 

 私は間違っていなかった。

 

 大好きだよしーちゃん(娘)。

 

 

 (オキペディアより補足)

 呂洞賓(ろどうひん)酔えば酔うほど内に力がみなぎる酒仙。

 鉄拐李(てつかいり)その片足におそるべき蹴りをひめた酒仙。

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