やましなす皆様。すみませんが今回愚痴っていいでしょうか。
ありがとうございます。愚痴ります。
毎年この季節になるとやたらとお店の電話が鳴ります。
電話の主はありがたいお客様からの問い合わせではなく、別段ありがたくない「エアコン清掃」を生業とする会社の営業マンのどなたか。
要件は全て「お店のエアコンを清掃しないか。」という内容です。
そしてほとんどの会話の始まりが決まり文句のように
○○会社と言うがオーナーは手が空いているか。今お店で10年以上使用しているエアコンは無いか。
と言う事をこちらの事情を一切無視して話しかけてきます。
私は美容を仕事としているのでカットや髪の知識のプロではありますが、その他は偉そうなことを言えた立場ではないですが、この手の営業を仕事としている人達は、私が思うに「電話応対のプロ」だと思います。
毎日、仕事を取るために何十何百もの電話をかけて、その都度色々な応対や経験を積んでいるはずだと思います。
なのに彼らは何故、初対面の営業先しかも美容室(接客業)と言う事を知った上で電話をかけてきているのに、オーナーや店長を仕事の手を止めて電話に出させていることに対して「申し訳ない」と言う気持ちが無いのでしょうか。
ていうかまず名を名乗れ。てください。
しかもその営業所がどのような忙しさか聞く由もなく数分数十分もの間、一方的に自社の業務内容を関心がない相手に話しかけてくるのでしょう。
急に知らない会社から電話があって手を止めさせられ時間を取られ、その上で興味のない事を数十分話しかけられて誰が「はいお願いします」って言うと思うのか。
これは皆様のご自宅にかかってくる様々な営業用の電話も一緒だと思います。
今の世の中は情報社会であり、よほど年配の方々以外は一人一台はネットの社会とつながっているツール、スマフォやパソコンを持っていると思います。
知りたい事を知りたい時に知りたいだけ知れる時代。
エアコンそろそろ掃除してもらいたいとかホームページそろそろ違う会社にお願いしたいとか携帯電話もう一台持ちたいとか。
そんなん興味があるときに勝手に調べてやるっちゅうねん。
相手にわざわざ不快な思いをさせる可能性が高い電話と内容で自社の印象を悪くするだけして電話を切る事に一体どういうメリットがあるのか教えてもらいたいです。
もし私が、エアコン清掃会社のエライさんだったとしたら、相手先であるそのお店の電話番号を知れる知識があるのなら、そのお店のメールアドレスを探してそのアドレスに必要な事、アピールポイントを最小限にして記載して送ると思います。本当に仕事が欲しいなら。
そして文末にでも「お忙しい中最後まで読んでいただいて有難うございました。お仕事頑張ってください」とか書くでしょう。
その方がコストもかからないし相手に悪い印象を与えないのでは無いかと。
最近ニュースや働く人たちの会話の中などで「企業努力」と言う何だか形のない言葉がよく使われたりしています。
企業が努力するのは当たり前なので「足りない」という言葉は既に論外だとは思いますが、エアコン清掃会社の誰か上層部の人で、何故こんな「相手に与える印象」と言う簡単な事が分からないのか不思議です。
その時点でそんな仕事先と取引したくない。
つい先ほども同じような「エアコンのリース会社」から電話がありました。
会話の中でビックリすることを言われました。
「オーナー様の事業所だと、毎月のランニングコストがかかるのは厳しいですよね。」
バカにしてるのか。よねってなんやねん。
厳しいですよねの意味が解らないと伝えると、電話の向こう側の方は
「凄いお得なんですけどねぇ勿体ない。」
グッと我慢してこう答えてあげました。
「お得なら電話かけるまでもなく広まってることかと思います。ではすみませんお仕事頑張ってくださいね。」
もうね。何の得にもならないおバカな実験や子供向けのお菓子を我が子を利用してインターネットで面白おかしく紹介している親子や若者の方がよっぽど生きるために一生懸命頑張ってますよ。
全く使用しなくなった携帯用のメールアドレスに、偶に送られてくる出会い系サイトの迷惑メール。
内容はこちらで詳しく紹介できませんが、暇つぶしに文面を見てみると「○○と言うんだけど実は困ってるんだ・・・」なんて始まり方でストーリー性があったりします。
やり口はともかく、もはや出会い系サイトに誘導する目的ではなく、相手を笑わせるためだけに頑張って文章を作っているとしか思えないクオリティで「こんなおバカな事あるか普通」と悔しいですがクスッとなってしまったりします。
あの文面を考えて書いている人の方がよっぽど頑張ってますよ。
と言う事で、オーキニーに営業用のお電話を掛けてくる予定のある業者関係者の方に一言。
事業内容よりなにより、まずはオリジナリティあふれ私を楽しませる文句を考えてからお電話ください。
話はそこからと言う事でよろしくお願いします。
ふうスッキリした。
履歴書を書く機会があるとしたら、今ならもれなく「趣味」の欄に「久保田くん」と書けるくらい朝から晩まで彼と時間を共にしている男斉藤でした。
日頃オーキニーをご利用いただきまして本当にありがとうございます。
現在、新しいスタッフである久保田と接客や技術の修練などで時間を費やしておりますが、一日でも早く皆様に久保田を迎え入れていただけるように、近日キャンペーンを予定しております。
決してブログを書く時間が無かったりネタが切れているわけではありませんが、そのキャンペーンについてホームページをご覧いただいている方に先行して告知させていただきます。
期間 12月中旬(予定)より来年の1月末まで
後日郵送される(であろう)キャンペーン招待券をお持ちの方に
シャンプー&ヘッドスパ&ブロー(久保田担当)
通常価格5400円 → 1080円(税込み)
もしくはいつもの施術+ヘッドスパ&ブロー(ヘッドスパより)久保田担当
を+1080円にてご提供させて頂きます。
「ご提供」という言葉使いが正しいものなのかどうかは分かりませんが、年末年始の疲れを取る目的にでも宜しければ皆様ご利用ください。
又、ブローやセットの仕上げは担当者が責任をもって最終確認で仕上げさせていただきますが、久保田の練習目的も兼ねているため、何卒ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
因みに言いますと、現時点では久保田のシャンプー及びヘッドスパの技術は、何千人もの美容師さん方の手に抱かれてきた私達夫婦の頭が感じる中ではかなり完成度とレベルの高い技術だと思っております。
久保田本人にも伝えてありますが、ハードルは上げるだけ上げてより高い方が飛べたときに心地よいものだと言う事も理解させていただいております。
キャンペーンのご招待券のお届けは12月上旬を予定しております。(詳細は又こちらのブログにも載せさせて頂きます)
皆様のご利用を心よりお待ちしております。
では、皆様方に少し早いクリスマスプレゼントである招待券が届くまでの間もう少々お待ちください。
一昨年前に10周年キャンペーンで大盤振る舞いして散財してしまい、結果赤字経営になって税理士の先生にこっぴどく怒られたのに、全く懲りていない男斉藤からでした。
山科ス皆様。ご機嫌いかがでしょうか。
早速ピコ太郎氏がオーキニーのブログを見てPPAPロングバージョンで私のアイデアを取り入れたみたいですね。流石私、の斉藤です。
先日、滋賀県の草津にある水春というスーパー銭湯に行った時の出来事です。
ご存知の方もいるかと思いますが、この滋賀県の水春というスーパー銭湯は露天風呂(温泉)が豪華です。
外に出てすぐに半身浴の浅めのお風呂とテレビ付きのぬるめの炭酸泉があり、男湯ではその場所が人気らしくいつ行っても混雑しています。
その奥にもテレビ付きの大きな温泉が用意されているのですが、先程説明した入り口付近の温泉が人気なので奥の温泉、そしてそのさらに奥の小さな温泉はいつもあまり人がいません。
水春について洗い場で身体を洗った後、真っ先に外の温泉に向かった私。その日は小雨が降っていたせいかあまり利用客がいなく露天風呂では私の他には6~7人しかいませんでした。
ゆっくりと浸かりたかったので、先客が一人しかいない最奥の小高い所にある小さな露天風呂に入りに行きました。
風呂までの数段しかない階段を上がり早速温泉に浸かったのですが何やら異変を感じました。
くさい。
水春の温泉は確かナトリウムか何かが主成分で刺激臭などがするものは含まれていないはずなのに何やら卵が腐ったにおいがしました。
頭の上に載せたタオルを外して目を開けてクンクンと鼻を嗅ぎ、水面を見つめてみた私に対して、先に浸かっていた初老の男性が私に声をかけてきました。
男性「あの・・・すんまへん。」
声に反応してはいと答えて男性の方に目を向けると、男性は気まずそうな顔をして続けてこう言いました。
男「・・・さっき誰も来ん(来ないと)思って(私)屁ぇしてしもてんやん(おならをしてしまいました)」
においの原因があっさりと判明してしまった私は、その事の流れにいたく感動してしまいました。
What that I wonder if a honest man(なんて素直な人なんだろうか。)
「こんにちは。そうスか(そうですか)おならスか。」
取りあえず流れや会話のリズムを切っては失礼だと思った私は、その紳士に対して笑顔で答えました。
男「すんまへんなぁ。くさいでっしゃろ。」
この紳士に対して今私が出来る最善の返答は何だろうか。男性のセリフの後の数秒で頭をフル回転させて私の出した答え。
オナラくらい誰でも出ますやん。私でもこんな貸し切り状態の気持ちの良いシチュエーションなら間違いなく放屁してたでアンタ。
そう説明を交えて男性の英国紳士的な振る舞いに答えるのも良かったのですが、男は黙ってサッポロビール。言葉以外のもので答えたかった私は、身体をやや横にずらしてお尻を持ち上げてプッと一つ屁をこき返しました。
ボムゥ。
予想以上に大きな泡になった私の体内ガスは男性に何かを伝えるのには十分な大きさとなって存在の誕生をアピールしてくれました。そして間髪入れず
私「そら出ますわな。きもちええですね。」
とだけ言葉を発しました。
それから二人の関係が親密になるのに時間や挨拶は全くいりませんでした。
お互いどこで生まれどこから来たのか。家族構成や好きな食べ物に至るまで様々な会話を交わし、奥さんの前でオナラをすることとされ返すことに対しての男の美学を語り合いました。
その間にも遠慮なしに放屁を繰り返す初老の紳士。
最初のうちは「おっ又でちゃったよ。」なんて声をかけてくれたのですが、途中からはもうノーリーズンコカ・コーラー。言葉も気持ちもなくなりました。
というかオジサンこの臭さはちゃんとウンコ出てるのかって。
そんなこんなで会話も水面も盛り上がり周囲に対するアンテナが薄れていた矢先、突然第3の入湯者が現れます。
年の功でいうと40後半のややガテン系の気のよさそうなおっさんが登場。おっさんは「うぃー」の掛け声とともに素早く湯船に肩まで浸かりました。
そして先程の私のように何やら鼻をクンクンと嗅ぎはじめ、まだ香っているオジサンの紳士的な放屁の匂いをしかめっ面と共に堪能し始めました。
その後まもなく私と目があいました。
私はそっと目を閉じました。
うっすら目を開けて対面にいた紳士な犯人をチラリとみてみました。
犯人も静かに目を閉じてました。
・・・・・
オジサンそこは「すまんワシがこいた」って言うとこだぞ。
目を閉じることにより研ぎ澄まされた私の聴覚には、静かに身体を立ち上げる音とそれに合わせてお湯がザザァと流れ出る音、そして石垣の階段をヒタヒタと誰かが降りていく足音が聞こえてきました。
目を開けると予想に反して何故かガテン系のオッサンではなく紳士な屁こきオジサンの姿が消えていました。
私は軽い金縛り状態になり、ガテン系のおっさんが湯船から出るまでずっと目を閉じたままその姿勢を崩すことなく維持し続けて、その後洗い場の近くで血行が良くなりすぎて全身が異常にかゆくなってしまいました。
そしてこれからは二度と安易に釣られてくだらない行為で返しをしない事を心に誓いました。
※先日まだ出来上がってないこちらのブログ「ぺんぺん」を間違って公開してしまっていました。申し訳ございませんでした。
やましなす皆様。ご機嫌いかがでしょうか。
遠距離を移動中車内でついつい「嘉門達夫」や「綾小路きみまろ」のアルバムを聴いてしまう男斉藤です。
所詮人生はアホが見る豚のケツ。
皆様は今巷(ちまた)で大流行しているピコ太郎と言う歌手をご存知でしょうか。
知らない方のためにリンクを貼っておきます。
「ピコ太郎 ペンパイナッポーアッポーペン(YOU TUBEより)」クリックでジャンプします。
今回はこのピコ太郎と言う流行りモノの歌に振り回されたある父親の悲しい物語をお話したいと思います。
その出会いは突然やってきました。
「お父さんこれ知ってる。」
帰宅したての私が荷物を下ろしてもいないまま「ただいま」も言わせない勢いで娘が問いかけてきました。
考え事をしていて面倒くさそうに「ん。なんや」とだけ答えて着替えだす私に、娘が何やら披露してくれるために動き出している気配を感じました。
娘「んっとどうやったけ・・・あっそうやっこうや。見ててな。」
娘がいる方向に顔だけ向ける私に披露が始まりました。
娘「PI PI PO PA PO PE PO アハバ ぺーん。アハバん あっぽー。」
サイドステップを踏みながら嬉しそうにリズムに合わせてジェスチャーをしだす娘。
娘「ウウン あっぽーぺぇん。」
はぁ。
娘「アハバ ペーん。アハ ぱなっぽー。 ウウン ぱっなっぽっぺぇん。」
なんじゃそりゃ。
娘「あっぽーぺぇん。ぱっなっぽぺぇん。ウウン ぺんぱなっぽーあっぽーぺぇん。」
笑顔いっぱいの娘には申し訳な反応だとはわかるのですが、何をして何を訴えたいのか分からない私は眉間に縦ジワを寄せて「何それ知らんわ」と言うのが精いっぱいの優しさでした。
娘「えぇ。お父さん知らんの。今メッチャ大流行してんねんで。おもろいやろ。」
いやなんやゴメンわからんわしーちゃん。
「又なんか学校で流行ってんの。もうパーフェクトヒューマンはやめたんか。」
娘「ちゃうねん。メッチャおもろいねん涼太くんなんか超うまいねんでピコ太郎。」
ピコ太郎。また新しい芸人さんが出てきたんか可哀そうに。
そう思っている私に奥からお風呂上がりの妻が声をかけてきました。
妻「ええお父さん知らないの。かなり流行ってるよ。学校でもそうだし面白いよねしーちゃん。」
いつもは私の知識に頼ってきて二人して「流石だねぇ」なんて言って来るくせに母娘で何その勝ち誇った顔。
そしてタブレットで検索をかけて私に見るように画面を向けてきた娘でしたが、流れ的に素直に見る気がなくなってしまった私は「ん。あとでな。お父さん原稿考えなあかんねん。」と冷たくあしらってしまいました。
その後息子を交えて3人でYOUTUBEを見ながら無性に盛り上がる私以外の家族。
ふん。どうせそんな奴ラッスンゴレライみたくすぐに消えていきよるくらい子供だましな面白さやろ。俺に見せるならそれなりの奴もってこい。
横目で見たがるもう一人の私「ヨリタガーリ斉藤」と格闘の末なんとか最後まで自分を保てていた私
でしたが、何度も再生される音声だけが逆に頭にこびりついてしまいました。
ぺんぱぁなっぽーあっぽーぺん
しばらくして髪を乾かし終わった妻たちが寝室に向かうために一人、また一人とリビングを後にしていきます。
ウウンあっぽぉぺぇん。
「お父さんお休み。」「ああお休み。ウウン」
誰もいなくなったリビングで一人パソコンを弄っていた私は、最後に息子が牛乳の入ったコップを寝室にもって入るのを確かに確認したのち念を入れてチェックしてからそっとグーグルクロム(エクスプローラー)を開き静かに検索をかけてみました。
ふん。どうせおもろないやろ。
・・・・YOUTUBE 検索 ぴこたろう・・・・
画面から私の目に飛び込んできた軽快なステップを踏むオッサン。歌と呼ぶのもバカバカしいラップにもならない中学レベルの歌詞。
くそう。確かにおもろい。
静まり返ったリビングには繰り返し何度も再生してしまう私がいました。
もっと早く娘たちの輪の中に入っていれば楽しい時間を過ごせたのにと後悔しながら画面を眺めていると、あるアイデアが頭に浮かんできました。
これ・・・リンゴとかパイナップルじゃなくてもええんちゃうか。
ひらめいたアイデアを形にするべく、すぐさまリビングを後にして鏡のある洗面所に行く私。
見よう見まねで鏡に向かって柔らかな笑顔を作って体を揺らしながら気持ち悪いステップを踏んでみました。
PI PI PO PA PO PE PO
I have a pen I have an apple.
歌詞を頭の中でリフレインさせ娘たちを起こさないよう細心の注意を払いながら小声で小さく替え歌を作って歌ってみました。
まずは片手でペンを持つようにパントマイム。そして
アイハブアペェン。
ここでリンゴじゃなくてもう一方の手でもペンを持ってみたらおもろいぞ。
アイハブアペェン。
もう片方もペンを持つパントマイムに変えて両方を引っ付けて伸ばす
ウウン。ぺんぺん。
・・・・
いやこれ俺もおもろいやん。
時々自分と言う才能が怖くなります。
その後鏡に向かってタイミング、表情、仕草を何度も何度も確認して完成系を作り出す家族思いの私。
出来た。これで明日の朝娘をもっと笑顔にしてあげられる。
そして興奮して熱くなってしまった体の火照りを抑えながら寝不足気味の夜が明けて朝になりました。
待ちに待っていた朝。
自分の持っているスマートフォンの画面をWi-Fiでリビングのテレビ画面にワンタッチで映るようにセッティングを済ませ、YOU TUBEの「ピコ太郎」をスマートフォンで待機させます。
段取りとしては
① 娘を起こしに行く
② いつも通りテレビをつける
③ さりげなくピコ太郎の画面をテレビに送る
④ ピコ太郎をさも初めて見たように演じながら「お父さんもこれやったら出来るで」等と言いながらアレンジ「ぺんぺん」を披露
⑤ 娘が大爆笑して父親の事をもっと好きになる
⑥ 俺最高
という具合か。
そして娘がコタツに座ったのを確認してからさりげなくテレビ入力画面を変更。
ぴ ぴこ ぴ こ た ろ おぉ
テレビから流れてくる聞きなれたリズムと白い画面に予定通り「ああお父さんピコ太郎やわぁ」と言い喜びながらテレビにくぎ付けになる娘と息子。
「ほう。これがピコ太郎か。」さも初めて見たように返答する私。
そして「ほらお父さんこの人面白いやろ」と娘が言い始めるであろうという空気になった時、急に娘が「お腹痛いしウチトイレ行ってくるわ」と言って席を立ちました。
コタツの中に隠しておいたお手製の髭をしまい直し、片手でスマフォを操作していると、私の近くをウロチョロと踊っていた息子に見つかってしまいスマフォを取り上げられました。
「これてれびといっしょのゆうちゅうぶや。」
慣れた手つきで画面をシャーシャーとスライドしてYOU TUBEの他の動画を見始める息子ですが、一面には「ピコ太郎関連の動画」しか出ておらず「これにしよっ」と言って他のアッポーペン動画を再生してしまいました。
連動してテレビ画面にはお笑いのフジワラの藤本さん(フジモン)が映し出されていました。
動画のタイトルは「フジモンのパクリ芸がおもしろすぎて腹筋崩壊」とか何とか言うものでした。
娘が返ってくる前に証拠隠滅をしたかったのですが、藤本さんがどんなパクリをするのか見てみたくなったのでそのままYOU TUBEを流していると、どうやらアッポーペンのアレンジを自分の子供に披露して笑わしているとの事。
なんか今の私と話の運びがよく似てるなぁ・・と思い眺めているとパクリネタが始まりました。
画面には「どこかから盗撮されてたのではあるまいか」と言うくらいの、昨夜私が洗面所の前で踊っていた動きの藤本さんがいました。
藤本さん「ちゃちゃちゃらチャチャチャら・・・アイハブアペーェン、アイハブアペーェンっ」
え。
藤本さん「ぺーんぺーぇんっ」
ガーン
嘘。なんとまさかの二本ペン。思考回路一緒。
それを見ながら息子が「ぺーんぺーん」と猿のようにキャッキャ喜んでました。
めっちゃうけてるし。
ショックを隠すためにもすぐさま息子からスマフォを取り返し、画面の入力を切り替えてめざましテレビを映し出しました。
同時に何が起こったのか全く分からない娘がお腹をさすりながらリビングに帰ってきて弟だけが嬉しそうなのを見てイラついてました。
昨晩カーペットのカスをつなげ合わしてコッソリ作った髭は、コタツの中の私の左手の中で汗で濡れてぺろっぺろになっていました。
こうして私の昨夜行った秘密の特訓は、誰に披露される事も無く闇に葬られたのでありました。
フジワラの藤本さん。私と同じ思考回路でいるとはなかなか侮れませんね。
お客様各位
いつもO-Keyneeをご利用いただきまして本当にありがとうございます。
この度、11月よりO-Keyneeに新しいスタッフが増えることになりました。
又、スタッフが増える事によりO-Keyneeの主旨や方向性が変わる事は有りませんが、皆様にはきっとさらに満足していただけるお店になるように頑張ってまいりたいと思います。
予定では研修期間を3か月間頂いて、それまでの間は仕事のアシスタントを中心にしていただく予定でいます。
新しいスタッフの技術や接客に関して、安心して任せられるようになるまでの間皆様方にご迷惑をおかけすることになるかもしれませんが何卒ご協力の程よろしくお願いいたします。
又改めてご挨拶させて頂ければと思いますのでこれからも、これからのO-Keyneeをどうぞよろしくお願いいたします。
斉藤広観