恋せよ子たち

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2016.12.28

 おはようございます。斉藤です。

 

 少し前の話になりますが、日曜日に息子の保育園の発表会が東部文化会館でありました。

 

 息子のクラスである「ゆり組」の演目は発表会の終わりの方にあったので、それまで家族四人で席に座って鑑賞していました。

 

 鑑賞の合間の休憩時間に突如として子供たちの姿が見えなくなりました。

 

 妻にどこに行ったのか、と尋ねてみましたが明確な答えは返って来ず、あたりを見回してみました。

 

 しばらくしてまず最初に息子が帰って来ました。

 

 息子の左手には可愛らしい誰かの手がつながれていました。

 

 手の主がいったい誰なのかを息子に尋ねたところ、息子の口から「ひまわり(仮)ちゃん」という返事が返ってきました。

 

 「相思相愛なんだよ」

 

 聞いてもいないのに間髪入れず横から妻の補足説明が入りました。

 

 相思相愛てあんたらまだ4さいやろ。

 

 息子はその小さな恋人を私に紹介だけして、又何処かへその手を引いて旅立っていきました。

 

 私が妻にその「ひまわり(仮)ちゃん」がどういった人物かを尋ねていると、今度は娘が返ってきました。

 

 娘の横には何やら面倒くさそうな顔をした男の子が立っていました。

 

 娘にどこに行ってたんだ、と尋ねると娘は若干照れくさそうな顔をして私の求めている答えには答えず隣にいる男の子に私を紹介し始めました。

 

 「コレうちのお父さんやねん。」

 

 急に紹介されてしまった私は、とっさに愛想よく娘の隣の男の子に挨拶をし、相手の男の子もはにかみながら「コンニチハ」と挨拶を返してくれました。

 

 「君はしーちゃん(娘)の同級生か。よろしくな。」

 

 男の子はコクリと軽くうなずきで返事をして、娘に対して「俺向こう行くな。」と伝えてその場を去っていきました。

 

 娘はその子を追って「じゃあうちもあっち行ってくる」とだけ伝えてその場を去っていきました。

 

 すると又隣に座っている妻が私に嬉しそうな顔をしながらこう言いました。

 

 「さっきの子、セル(仮)君。しーちゃんと相思相愛なんだよ。」

 

 はあ。なんじゃそりゃ。

 

 アンタら一体その歳で相思相愛になって何をするというのよ。

 

 全く近ごろの若いモンと来たら・・・・

 

 ひまわりちゃん、セル君。このブログを見る事があるかもしれないので一応(いちおう)言(い)っとくけど

 

 斉藤家(さいとうけ)と共(とも)に人生(じんせい)を歩(あゆ)んでいく気(き)があるなら今(いま)から簡単(かんたん)に説明(せつめい)する3つのことをよく覚(おぼ)えておいてください。

 

 1 斉藤家(さいとうけ)たる者(もの)はイベント好(す)きである事(こと)

 2 斉藤家(さいとうけ)たる者(もの)は生涯(しょうがい)ノリがよくある事(こと)

 3 斉藤家(さいとうけ)では、休(やす)みの前(まえ)の日(ひ)しかカラムーチョは食(た)べてはいけない事(こと)

 

 その代(か)わり、オナラは基本(きほん)気(き)を使(つか)わなくていいから。

 

 以上(いじょう)。よく覚(おぼ)えておいてね。

 

 まあ勝手にジャンジャンやっちゃってください。

 

 

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