ハリーと鎮痛剤

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2026.02.23

 やましなす。早いもので年が明けてからもう間もなく2月も終わろうとしていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 「I can’t stop the aiging. どうしてなの 老化が止まらない」って杏里さんも歌ってましたが同年代の皆様、本当にどうしようもないですよね。

 

 昨年末実施した人間ドッグの診断で再検査項目があったのでここ1ヶ月程で胃脳大腸と根こそぎ行ってきました。

 

 という事で断っておくと今回のブログは大腸検査関連の話になります。食前食後もしくは私に清らかなイメージを少しでもお持ちの方は見ないようにお願いします。

 

 先週の月曜日に人生で初めて大腸カメラプレイを経験してきましたが、本番の検査にて執刀医(と呼ぶのでしょうか)の方がやたらと術前の私的に不安要素のある方でした。

 

 帰国子女のような和洋入り乱れた感じのお名前のハーフっぽいその方【以下ハリソン山中(仮)】は、私が手術室で壁に向かって寝かされてから暫くして現れました。

 

 ハリソン山中氏(仮)の歳は多分30代半ば。私に対しての挨拶や声掛け等の気遣いは一切なく、若くしてそこそこ偉いさんなのか看護師さん達も併せて会話をしてる感じ。口調も軽く看護師さん達と「この間の○○ってなかなか良かったよね」「そうなんだなるほどっ」等たわいもない日常会話を交わしながら、ゴム手袋をパチーンパチーンと空気を抜くために引っ張りつつ装着する位フランクな感じの動きの人でした。

 

 その後看護師さんから鎮痛剤の処方(何ミリ入れるのか)っぽい事を聞かれたハリーは日常会話の流れに乗りつつ「よぉしじゃあ2mgと2mg(だったと思う)で行こうか」と軽快な口調で答えられました。

 

 私の左腕関節部分の内側に刺されてあるアタッチメントが装着されていない注射針とジョイント部に2mg+2mgのシリンダーのようなものが装着されてから間も無く、私の意識は遠のいて行き気が付いた時には検査は終了していました。

 

 その後しばらくの間は鎮痛剤の効果を残さない為に別の部屋で寝かされたのですが、暇を持て余した私が看護師さんに尋ねた所、検査は20分程掛ったそうでその際ポリープが一個発見されたのでハリーがそのまま切除してくれたそうです。

 

 鎮痛剤恐るべしで手術も含め何をされたのか一切記憶がありませんでした。

 

 何度か声掛けに対して返事はしていたそうなのですが聞かれた事も覚えてない。

 

 初めての大腸検査という事で昨晩緊張して一睡もできなかったのですが「どうせ眠れないなら」と頭の中で術中の無意味なシミュレーションを繰り返し、その中で執刀医の先生に一つ一つモニター越しに丁寧に大腸内やポリープについて教えてもらいながら知識をもらい、最後に「汚い私の身体の中をこねくり回して下さりありがとうございました。」と感謝の言葉をかけ手を握る予定だったのですが一切叶いませんでした。

 

 鎮静剤切れの待機時間中ベッドの横にティッシュが置いてあったので念のため校門辺りを触ってみた所ヌルっとした感触がありました。

 

 突如後門部に穴の開いた紙おむつを履いている事実に底知れぬ恥ずかしさを感じ始め、黄門辺りをハリーがあの軽い感じでワセリン片手に弄り回していたかもしれないというイメージが頭に浮かんできて今更ながら何やら疑心と不安の心が私の中で広がり始めます。

 

 想像しているよりもっと恥ずかしい事をされたのではないだろうか。

 

 「腸内にうんこ残ってますね。コンポタの粒一つ発見」とか「デリケートゾーンの剃り残しね。男ならもうちょっとキワまで攻めてみようか」とか言われてそう。

 

 いや或いは彼の予想を裏切り思いのほか腸内環境が良かった私の事をもっと知りたくなり「SMに興味はありますか」とか「お客様に恋心を抱いた事はあるか」なんて聞かれていたのではなかろうか。それらの問いに私はどう答え又その時の女性看護師さん達の反応は如何に。

 

 そう言えば数日前に40代の女性のお客様との会話の中で、婦人科で子宮の検査を受けた時に先生が子宮内にガーゼを置き忘れっぱなしにされたらしく後日異物感を感じてほじってみたら出て来たという話を聞いたばかりでした。

 

 ハリーの悪戯心が発動してしまい腸内に土地の権利書や印鑑とか置かれていたらどないしよ。そう言えばワセリンの塗られた範囲がホールよりかなり飛び出して広い気もしてきたぞ。

 

 本人の名誉のために言っておくとこれらはすべて私の勝手な妄想に過ぎませんが、ハリソン山中氏(仮)はそんな事が起こりそうな術前テンションだったのです。

 

 あれから一週間が経過しました。勿論今の所何も出てこないのでこの先も何事も無いと思いますが少しだけ言わせていただきたい。

 

 今まで医龍、ドクターX、白い巨塔と言った医療ドラマを見た事がありますが、術前に患者の意識がある場所で患者に関係のない日常会話をしている場面を見た事がありません。

 

 鎮痛剤や麻酔を撃つ、要は個人が記憶をなくす可能性がある処置前に患者の前で人格的心配要素を残してから執刀しない方がええような気がします。

 

 そら勿論1年365日で一日に何人も検査し続けてたら一々緊張感持ってやれない状態にはなるのは何となく分かりますがコッチは初めてやっちゅうねん。

 

 お陰で毎朝のお通じがちょっぴりドキドキタイムになりました。

 

 今日もいつもと同じで良かった。

 

 という事でいつの間にかハリソン氏がハリーになってしまってましたが彼の仕込んだ印鑑が出てきたら又ブログアップします。

 

 前日の食事制限もさることながら当日の恥辱プレイの連続で大腸検査は二度と御免だと思った男斉藤でした。

 

 ※注 ハリソン山中ネタが分からない方はネトフリの地面師たちをご覧ください

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