本日は東日本の震災の日です。
毎月第2日曜日は妻に家庭と子ども達の用事を任せているので1人で営業させていただいています。
例年なら複数人で朝礼にて黙祷を捧げさせていたのですが今年は1人で捧げました。
いつものように朝目覚め、いつものようにヤフーニュースを開いて震災についての記事を探しました。
しかし当然なのかも知れませんが去年より震災についての記事は各段に減少していました。
まだまだ沢山の被災者の方々が癒えることのない傷を抱えながら生活していらっしゃいます。
大切な人を無くす悲しみは、申し訳ないのですが私には未だ強く解りません。
美容師であり経営者、そして一家の主でもあるのでお店の売り上げの事や子供たちの将来、何よりお客様達への心配りなどで日々頭を抱えているのですが、今日の震災の日を迎えると総てがリセットされ今の環境の「有り難さと大切さ」を痛感させていただけます。
本日五名のお客様に来店して頂けました。
その総てのお客様に「自分の中で」だけかも知れませんが、いつも以上に笑顔になっていただけました。
技術の提供だけで良いところを、くだらない言葉や冗談で時にはお客様を不快にさせたり傷つけたり。知識や言葉が足りないばっかりに「言うんじゃなかった」と後悔する事が沢山あります。
しかし笑顔も後悔も充実感も。総ては今という瞬間に生かして頂けているからこそだからと思います。
私はこれからもお客様の髪を預からせて頂き新しい技術と理論を取り入れていくと共に、くだらなくどうでもいい話を決して手を抜くことなく話し続けていきます。
沢山ある美容室の中で、わざわざオーキニーを選んで来て頂いている皆様に「オーキニーで良かった」と思われるよう、そして益々喜んで頂けるために。
方向性が間違っている事は理解していますが、私には私にしか出来ない事をやっていきます。
笑顔を見させて頂ける程に、笑顔の似合うヘアースタイルがより作れる、笑顔になれるスタイルに近づける。そしてスタイリストとしてインスピレーションがより湧いてくる事を知りました。
関西。京都そして山科にもいつ何時未曽有の災害が起こるか解りません。
悔いが残らないように、明日、明後日。1日1日を大切に一人でも多くの人を笑顔に出来るよう。これからも頑張って行きたいと思います。
本当にありがとうございます。
そして皆様。これからもどうかオーキニーを宜しくお願いいたします。
最後になりましたがお亡くなりになられた尊い被災者の方々に心からご冥福をお祈りいたします。
私は大変お疲れ様ですが皆様お元気でしょうか。太郎君ロスから少しづつ立ち直り社会復帰しはじめている男斉藤です。
現在オーキニー通信と共に、実にオーキニーオープン以来となりますお店の新しいパンフレットを作成している最中です。
思い起こせば12年前。活気あるアイデアとコラーゲンで溢れていた若かりし頃の斉藤広観がいました。
が時は過ぎ、コラーゲンは中性脂肪に変わっていき、活気あるアイデアは只の回りくどい自己満足だけの高揚感と化すだけになりました。
もう一度原点に返るべく、デザインの勉強をし直しながら慣れないパワポやグラフィックツールを使用して、記憶の旅と共に頑張って作成しております。
くだぶる(くだらないブログを書く)のはもう少し時間がかかりそうです。
あ。ご存知ない方のために説明しておきますと「くだぶる」とは「くだらないブログを書く事」という意味でその他にも「クダブラー(くだらないブログを書く人)」という派生があります。
偶にテレビゲーム(スマホかも)のCMで「グラブル」とか言う言葉が聞こえて来たりしますが、言わずもがなあのCMの会社はこの言葉をパクった可能性が極めて高いと思われます。
3月末に発刊予定の「オーキニー通信」の同梱物として間に合わせるためにも頑張りたいと思います。
お客様各位
いつもオーキニーをご利用いただきまして本当にありがとうございます。
この度2月28日(水)を持ちましてスタッフの久保田太郎が退職する事になりました。突然な話になりまして、久保田が担当させて頂いていたお客様に置きましてはご迷惑をおかけする事になりまして誠に申し訳ございません。現在責任をもって引継ぎをさせて頂いております。
久保田と十分に時間をかけて話し合い、オーキニーで培った技術や知識を他の美容室で試してみたいとの希望を尊重して、久保田がこれからも充実した美容人生を送って行く上で必要な判断とさせていただきました。
又、色々とお世話になった多くのお客様方にも十分なご説明やご挨拶が出来ないままにこのような形となりまして重ねてお詫び申し上げます。
今後もオーキニーそして久保田をどうぞよろしくお願いいたします。
店主 斉藤広観
やましなす皆様ご機嫌いかがでしょうか。学生の頃、洛東高校で応援団の団長をさせて頂いていた男斉藤です。
好きなユーロビーターはマイケル・フォーチュナティーでした。
現在開催されている冬季オリンピック。
皆様の中でもご覧になられていらっしゃる方が多い事かと思いますが本当に素晴らしいですよね。
その中でも私が特に素晴らしいと思っている選手がいます。
すでに世間でもかなりの注目になっているので皆様もご存知かと思いますが、特にカーリングと言う種目の女子の藤沢五月選手。
もうね笑顔が凄い。
「あんな笑顔がスウッと出せたらなぁ」とつくづく思いました。
と言う事で3月は強化月間にしたいと思います。
題しまして
3月「オリンピック頑張れ(頑張った)日本。笑顔でお迎え強化月間」
妻はいつでも笑顔なので除外させていただきまして、これは私にだけ該当する強化月間になりますが
3月中は「なんか普段より笑顔がやばい」と思われるような元気さと笑顔でお迎えいたします。
「いつもと全然変わらねえぞ」と思われた方が一人でもいらっしゃったら有言不実行という事で戒めとして脛(すね)に貼った布テープを勢いよく息子に剥がして貰います。
私の目じりに高橋一生さんのような横ジワが出てくるのが先か、すね毛が無くなるのが先か。
因みにこの強化月間の案を妻にドキドキしながら相談した所「そだねー」と言われてあっけなく話が終わりました。
と言う事で私の中でのオリンピックはまもなく開催です。
頑張れニッポン女子カーリングと私。
補足・・・お迎えが終わった後いつもの状態に戻る可能性が極めて高いのでご了承ください。
シャラララ素敵にキッス。シャラララ素直にキッス。
昨日は特別スペシャルデーでしたね皆様。夏を待てないノーブルレッドな気分の斉藤スーザン広観です。
先日、お店を突如として臨時休業させて頂きハッピーテラダに買い物に行きました。
ここだけ摘まんで書くとハピテラに行きたいがためにお店を閉めた感じになってしまいますが。
色々と考え事があり、少し落ち込んだ状態で生魚コーナーの魚を眺めていると店内BGMに聞き覚えのある音楽が流れてきました。
今日も元気だ股間がもっこりで有名な名曲「バレンタインキッス」でした。
歌声に聞き入っているとノスタルジックな気分になり当時の記憶が蘇ってきました。
私が小学生の頃は現在とは違いアイドルが乱立されておらず、女の子はチェッカーズで男の子はおニャン子クラブだけを追っかけていれば社会や学校から認められていました。
「おニャン子THEムービー危機一髪」というB級を通り越してもはや伝説と化している映画を馬鹿にされ、チェッカーズの「たんたんたぬき」という映画とどちらがくだらないかで初恋の相手と揉めに揉めて最終的に絶交されました。
後に伊藤美紀さんという絶世の美女が現れるまで、私のハートを射止めていたのがこのバレンタインキッスの「国生さゆりさん(会員番号8番、半端な人は嫌い)」であり、人生で初めて二股をかけた「高井麻巳子さん(会員番号16番、実家は福井の自転車や)」であったのです。
このバレンタインキッスの歌詞を忘れることが出来ず、中学の頃に英語のテストで暇だったので「BABY」の答えの空欄に「ラミドゥ」と記入して先生にセンスがあると言われました。
秋元康さんが、いったい何に浮かれてこの「バレンタインキッス」という曲の作詞をしたのかは不明ですが、名作として30年以上たった現在でもこうして町に流れているという事実は凄いと思います。
当時の子供たちにとってバレンタインデーは本当に特別な日でした。
名前は忘れましたが、傘の形で3~4個がセットになったチョコレートや赤いパッケージにハート型のくりぬきが窓のような形になったナッツがちりばめられたチョコがあり、傘は相思相愛、ハート形は片思いで本命の人に渡すという伝説がありました。
遠足で200円以内のお菓子をヒカリ屋さん買い物に行った時、たまたま同じ時間に買い物に来ていた同級生の佐々江さんが、ハート形のチョコを手に取り私の姿に気が付き、即座にチョコを棚に戻しました。
私は、その行動で彼女が自分を好きだと勘違いしてしまいその時「キュービーロップス」という2個セットの飴ちゃんをセレクトして、そのセットの片方をバスの中で人知れず佐々江さんに手渡しました。
手渡した小さな飴は、前の席の野村さんに即座に回されたのでそれ以降の発展は有りませんでしたが、その時にも頭の中ではこの曲が流れていました。
当時の男の子たちの間では、この曲は「誰にでもチャンスがある」という自信や期待、淡い希望を持たせるには十分な破壊力を持っていて、国生さんの可愛らしい振りや歌声と解りやすい歌詞が相まって、現在でも名作として残っているのだと私は思います。
そんな思い出いっぱいの曲を聞いていると少しずつ落ち込んだ気持ちに光が差していくのが分かりました。
魚のコーナーを見ながら横歩きに動いていると、何やら野太い音が、ブリの切り身などの特売コーナーから聞こえて来ました。
見てみるとどうみても私と同年代か少し上のUNIQLOのダウンジャケットを着た中年男性が、BGMに合わせて鼻歌を歌っていました。
んーんん(シャラララ)んーんーんん(ステキに)んんーん(キッス)
右手に持ったハマチのパックを握りしめ、過ぎ去りし若き日の思い出を胸に目の前にある刺身盛りを前に、鼻歌の語尾をやや力強めに歌いながら睨めっこをしていました。
そうです。彼にとっても明日は特別スペシャルデーで今日は特売スペシャルデー。
その微笑ましい光景を目にして少し心が洗われた気分になった私は、そのまま彼に声を掛けずに魚コーナーから鶏肉コーナーへスライドしていきました。
鶏肉コーナーに移ると、今度は白髪混じりの大根を二本入れたカゴを手にした中年男性が、音楽に合わせて小刻みに首を振っていました。
くんっ(誰も)くんっ(みんな)くくくんっ(素敵なロマンス)くくくん(しちゃうの)
彼もきっと今夜行う大根を使用しながらの素敵なロマンスプレイを想像しているんだなと理解しました。
微笑ましい光景にしばしの間釘付けになり男性の方を見ていると、一瞬目が合いました。
彼は少しだけ気まずそうな表情になりました。
私は彼に向けて「全てわかっています。誰もが浮かれてカーニバルです。」という意味あいを込めてウンウンとだけ静かにうなずきました。
彼に気持ちが伝わったのを確認出来たのは、後に駐車場で偶然私の車の横に停めてあった車に彼が乗り込もうとした時に頂いた会釈によってでした。
名曲とは何か。
若くて美しい女の子達による大人数によるダンス、振り付けによるパフォーマンスも確かに素晴らしいものがあります。
多くの人に伝える深い意味を持つ言葉や、韻を踏んだ洒落た言葉。文明の進化と人類の進歩は留まるところを知りません。
しかし時を超えて語り継がれる名曲に、それらの難解な要素は本当は必要ないのだと思いました。
青雲とは。そう聞かれたら殆どの人は「君がみた光。僕がみた希望。」と答えるでしょう。
何故。
知り合った日から半年過ぎたら手を握ってきたかどうかが大切であり、 紅茶のおいしい喫茶店の白いお皿にはgood byeとHelloの文字が書かれてあるのです。
数多くある「結婚式やクリスマスに歌われそうな歌」を作っている暇があるのなら、ゴールデンウイークやプレミアムフライデーについて分かりやすく簡単な歌詞と曲調で曲を作ったほうが世代を超えて語り継がれていくと思います。
又何の事が話したいのかよくわからない内容になりましたが、このブログをジャニーズ事務所関係の人がもし見ていたら、是非ともホワイトデーの曲をKinKi KidsかTOKIOあたりでリリースして欲しいと切に願いながら終わりの挨拶とさせて頂きます。
ありがとうございました。ラミドゥ。