背中に縦線をいれられると早死にする

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2015.12.03

 友達んこ皆様。お元気でしょうか。

 

 今度のクリスマスパーティーで本気で「本能寺の変」を皆の前で披露してやろうかと企んでいる馬鹿な男斉藤です。

 

 因みに冒頭の挨拶から大変失礼しております。

 

 今回はいつもの通勤道途中で起こった出来事を簡潔に書きしめたいと思います。

 

 今朝は小雨が続いていました。

 

 傘をささないでも歩ける位の雨でしたが、娘から貰った誕生日プレゼントを使うのが嬉しくて私は傘をさしていました。

 

 しかし私以外さしている人が全くいなくなる位の雨になってきたのでそろそろ傘を閉じようかな、と思い始めてながら歩いていました。

 歩いていると遠くの方から子供の愚図(ぐず)る声が聞こえてきました。

 

 なんだろうな、と思って眺めてみるととある家の前でお母さんと幼稚園くらいの男の子が言い争っていました。

 

 男の子「・・・だからいっつもそうやって言ってるやん。」

 

 母「これくらい大丈夫やて言うてるやんかもう。早よ行きなさいって。」

 

 この会話の前にも色々あったのでしょう。男の子の顔は泣き顔でした。

 

 男の子「うぐっ・・・あっほら傘さしてる人いるやん。あの人。」

 

 私の方を指さして母親に何かを訴えてる男の子。

 

 母「・・・あの人はええの。」

 

 男の子「なんで。」

 

 母「あの人は大人の男の人やし大きな荷物抱えてるからエエの。もう愚図愚図せんといて。」

 

 男の子「そんなんずるいわ。いややいやや。絶対いやや。」

 

 何だか良く分からないが心の底でそうだ荷物の大きさが重要だぞと軽く合いの手をいれる私。

 

 その後、しまおうと思っていた傘をどうすることも出来ずにさし続けてその母子の前を聞こえないふりして通り過ぎようとした時。

 

 男の子「もう嫌やぁ。今日は幼稚園いかへん。」

 

 これは長丁場不可避。

 

 母「もう。そんなん言う子の所にはサンタさん絶対来てくれはらへんからな。

 

 男の子「・・・いややぁぁぁぁ・・・・・・ごめんなさぁいぃぃ。うわぁん。」

 

 母「ほなら幼稚園行くか。」

 

 男の子「行くよぅ。」

 

 母「行くで。サンタさんちゃんと見てはるからな。」

 

 いつの時代も変わらないもの。しかしいつから始まったか分からない「子供たちにだけ通用する伝説」と言うものが世の中には存在します。

 

 頭頂部を押されると便秘になる。ウンコを踏んでもバーリアをすれば許される。そして悪い子にはサンタは来ない。

 

 水戸黄門の印籠にも近いこの「鬼さん来るよ」よりも効果的なセリフ。

 

 自分で使う時は疑問に思わないものですが、他人が使っているのを聞くと本当に思います。

 

 んな訳あるかいな。

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