お久しぶりです。保育園で息子と同じクラスの園児たちに親指が切れるマジックを見せたところ、それ以来「親指のオッチャン」と呼ばれるようになり、顔を合わすたびにマジックを要求されるようになった男Mrヒロックです。
今回も私個人の偏見によるブログになりますので、皆様お気になさらないでください。
私が小学生だった頃は本当によかった。なんというかこう、平和でした。
例えば、レストランに行ってスパゲティーを注文しても「ナポリタンスパゲティ」か「スパゲティミートソース」の二択を選ぶだけで良い時代でした。
今のようにスプーンなんか当然用意されていませんでした。
それがいつからかカルボナーラ、そしてペペロンチーノという種類が出てくるようになりました。
それ位までは何とか許容範囲だったのですが、その内「スパゲティ」はいつしか「パスタ」と呼ぶ方がカッコいいという認識になりました。
先日妻とスパゲティ専門店に行ったところ、私が今まで目にしたことの無い種類のメニューが載っていました。
カチャトーラ。
ジェノベーゼ。
ボンゴレロッソ。
わからん。
その他にもぺスカなんっちゃらとか色々ありましたが、どんな味か皆目見当もつきません。
昔、とある作家さんが描かれた本に「ミスタードーナツのメニューが怖い」という記事が書かれていました。
本当その通りだと思いました。ポンデオールドファッションとかクリーミーバニラモカフラペチーノウィズエスプレッソショットとか、注文するほうの身になって考えたネーミングとは到底思えない。
レジで会計の際、後ろが混んでる時に一円玉を数えながらゆっくり出せる勇気を全ての国民が持ってると思っているのか。
なぜそれ程までに新しい言葉を増やしたがるのか。
特に最近、多いのが先程のスパゲティの種類でも出ていた、タタータとかタタタータ、あるいはタタタタタッタやタタッタみたいな語呂の名前。
あぁぶくたったにえたったみたいな。
先月、いつもお世話になっている妻にポイントでプレゼントを贈ろうと思って何がいいか尋ねたところ「イベリコ豚の生ハム」と言われました。
お客様にイベリコ豚の事を聞いたら「生ハムと言ったらベジョータでしょ。」と教えて頂きました。
出たタタータ。
調べてみるとイベリコ豚での希少部位らしかったのですが、その他にもベジョータコッチャ、ベジョータムアムアなど、私の人生にそれ程必要とは思えない名前がズラズラ出てきました。全てタタータ系列。
その他に実に多くの最近登場したタタータが存在します。
ベジョータ、パニーニ、アヒージョ、モヒート、テリーヌ・・・
兎に角、最近特にイタリアやスペインかぶれのヨーロッパ勢の言葉の日本進出が目に余ります。
そのうちアベーシ、ヒデーブ、タワーバなんて出て来てもごく自然に受け入れられる事でしょう。
タタータとか新しい言葉流行らせてる奴らうんざり。そう自分に言い聞かせていました。
ところが先日、山科ラクトのユニクロで買い物をして、領収書を頂くのに「こちらに名前を書いてください」と言って紙を渡されたので「オーキニー」と書いて渡したところ、返って来た領収書に
「オキーニ様」
と書かれていました。
「いやすみませんオーキニーです。」と言い書き換えてもらいましたが、レジを後にした私の頭の中ではその言葉をいたく気に入ってる自分がいました。
オキーニ・・・カッコええやん。
どこかに食事に行くときには必ず領収書を店の名前で頂くのですが、いつも決まって「オーキニーで。」と言うと
「え。」「おー・・・なんですか。」
と聞き返され「お、お、き、に、です」と説明するのが嫌で仕方が無かったのですがその日から
「宛名はどうなさいますか」との問いに
「オキーニで。」
と答える私。それに答える店員さんも笑顔で「はいーな」と言ってくれそうだし。そんなスタイリッシュな会話をシュミレートする快感すら覚えていました。
デロリアンが本当に存在するのであれば11年前の自分に「オキーニにしろ」って言いに行く率80%です。
タタータ。くそうカッコいいやん。
そう言えば以前乗っていた車もベリーサでした。
小学校の頃好んでやっていたギャグもカイーノでした。
お客様にお話しするときに「オーキニーの広観です」と答えるより「オキーニのヒローミです」と答えると何となくカッコいい気がして胸毛すら生やして見ようかと思うくらいです。
私の家族もサオーリ、シオーリ、アオーイにするとたこ焼きもアヒージョと呼べる食卓を囲める気がします。
タタータ恐るべし。
こうやって日本の言葉はドンドン汚染されていくのか、と改めて思いました。
と言う事で私も視野を大きく持って、今度スパゲティを注文する時は頑張ってジェノベーゼをジンジャエールと一緒に注文したいと思います。
何が言いたいーのか分からなくなりまーしたが兎に角6月はブログ更新があまりできていないので頑張ってあと一つ更新したいと思います。
お久しぶりです斉藤です。
まだちょっとブログサイトの調子が悪いようなのであまり長文を書けないでいます。
これは恐らく何かの意思が働いているのではないかと思うようになってきました。
幾度となく「ブログの本文を短くします」と宣言してきたのですが、一度も実行される事なく今日まで来ましたがそろそろ潮時のようです。
と言う事で出来るだけ短めで。
私はボーダー柄の服を着た女性が好きです。
なんでしょう。年齢を問わず身にまとっている人を見ると胸の奥がキュンキュンします。
勿論犯罪行為を働きたくなるようなキュンキュンではないのですが、女性特有の「前向きな気持ち」が上手に表れているような気がしてなりません。
勿論男性もボーダーを着ていると思いますがそこは置いといて。
女性が着るボーダー。
特に青線がいいです。
細かく言うと幅が2.5cm~3.5cm位の白地に青線。
丈はベルトが見えるか見えないかくらいの加藤ヒロシが着ていた短ランのような丈だと思わず「いいね」ボタン押すと思います。
袖口と襟元が少し広めで、いやらしくない程度にブカブカ感があるとリツイートすると思います。
白やカーキ系のボトムスやスカートならもうブックマーク。
この間モモテラスに遊びに行ったときにゲームセンターで8歳くらいの女の子が椅子に座ってカードゲームをしていたのですが、その際股を開いてスカートの中のぱんつがあらわになっていました。
チラリと見てしまって、そのぱんつが青線のボーダー柄でした。
先に言っておきますが、児童ポルノは嫌悪感を通り越して怒りすら感じる性格です。
目にして、一瞬ドキッとしてから晴れやかな気になり何故か感謝の気持ちが湧いてきました。
ボーダーを好きな理由。
AWのファッションでアウターにボーダーを着る人は少ない所か居ない気がします。
生地も厚手のモノには少なく、薄地の素材が柔らかなものにしか使用されにくい気がしています。
余談ですがAWとはオータムウィンター(秋冬)の事で、先日テレビから知識をえました。
それが春夏(SS)になり薄手のモノを身に着ける人が増えてきます。
気分が落ち込んでいる時はボーダーを好んで着用する人は少ない気がします。
ボーダーを着こなしている人を見ると「あっこの人今人生楽しんでいるんだな」と感じてしまいます。
そしてその気持ちが「私も見習ってもっと前向きに、季節や今この瞬間をもっと大事にしなければ」という気持ちに変換されていきます。
恐らくこれが私がキュンキュンしてしまう理由だと思います。
I Like ボーダー
と言う事で突然ですが、久しぶりにゲリラキャンペーンを開催します。
今日から7月末までの間に期間を絞って「オーキニー来店時にボーダー柄を着てご来店いただいたお客様を対象にお会計時に100円割引(男女問わず)」とさせていただきたいと思います。
さらにダブルチャンスで「青いボーダー柄で幅が3センチ前後」だともう100円引き、つまり200円割引にさせて頂きます。
「オーキニーさん相変わらずセコイやチョコレート」等のクレームは受け付けません。
勿論このキャンペーンの事を全く知らずに来店された方にも、問答無用でキャンペーンを適用しますのでご了承ください。
一応詳細をまとめておきます。
「ゲリラボーダーキャンペーン」
対象者 オーキニー来店時に、ボーダー柄の御洋服を着用されている方。
キャンペーン内容 お会計時100円OFF。
ダブルチャンス 青いボーダーで幅が3cm前後だと更に100円OFF。
期間 ~7月31日まで
ダブルチャンスとか打ち込んでいる自分になんだか恥ずかしくなってきました。
この先、私が痴漢に間違えられたり、覗き疑惑で逮捕されたりする事があったら、今回のブログが捜査の決め手になりそうで怖いですが、とりあえず皆様素敵な夏を迎えそしてお過ごしくださいね。
なんだか長文かけましたねなんだこりゃ。
すみません斉藤です。
最近になってホームページのシステムを新しくしたのですが、なんだかブログのページが故障しているのか長文のブログが悪いのか、何度も作成終了後に保存をすると、全て消去されてしまい全くアップできないでいます。
長考の上作成しているのに無かったものにされてかなりやる気を削がれています。週明けに早急に対処してもらおうと思っているので皆様もう少々お待ちください。
勿論誰もブログのアップなど待っていないと言う事は承知の上です。よろしくお願いいたします。
いつもオーキニーをご利用いただきまして本当にありがとうございます。
本日、ホームページ画面を若干リニューアルいたしました。
細かい個所などの変更ですので、皆様方にはお分かにくい変更かも知れませんが「お客様の声※」「カレンダー」「スタッフ紹介」等が対象になっております。
※「お客様の声」は4年前に頂いたアンケートからの抜粋になりますのでご了承ください。
これからもオーキニーをどうぞよろしくお願いいたします。
King of Fighters 略して KOF。
キングオブファイターズ。俺が一番強い。そしてもっと強い奴と戦いたい。
おはようございます。今回はチョットおたくな内容になってしまいますがご了承ください。
洗濯機のドラムの側面についている粉末洗剤を入れる開閉式のポケットが、ドラムをグルっと回さなくても良い位置に見えていると、ちょっぴり幸せな気持ちになれる男斉藤です。
皆様はキングオブファイターズと言うゲームをご存知でしょうか。
勿論ご存知ないですよね。
キングオブファイターズとは、私が成人する前あたりの年にゲームセンターで流行っていた、格闘(プレーヤーとプレーヤーが喧嘩する)ゲームです。
東京で美容師になりたての頃、ストレスを発散させに池袋のゲームセンターに100円玉をシコタマ持ってこのゲームをやりにいってました。
このゲームなんですが、柔道や空手の試合と同じように、3人一組のチームで勝ち抜き戦をするようになっています(柔道は5人ですが)。
こんな感じで先鋒、副将、大将みたいになっていて1対1で決闘しながら相手の3人を先に倒した方が勝ちというゲームです。
コントローラーのボタンがパンチやキックになっていて、それらの攻撃を駆使しながら相手の体力を減らしてゼロにすれば相手をKO(ノックアウト)出来ます。
ニンテンドースイッチで遊んでいると、この昔のゲームがダウンロードで遊べることを知り懐かしさのあまり即購入してしまいました。
程無く、私がこのKOFで遊んでいる姿を見て、息子(4歳)がやたらと興味を持ちだしたので試しにコントローラーを一つ渡して、二人で遊んで(対戦して)あげるようになりました。
勿論、息子は未だうまく操作できないので私が手加減して、ワザと「ああ、やばい。」等と言って殴られに行ったり調整してあげ、息子に勝たせてあげていました。
それ(手加減する事)が親たるものの義務だと信じていました。
それからと言うもの気を良くした息子は、私に時間が出来ると「おとうさん。あれしよたたかうやつ。アオクンめっちゃつよいで。」と笑顔でせがんでくるようになりました。
その度に「全力で戦ったけど負けちゃった父親」という配役をこなし、美容室じゃなく劇団ひまわりに就職していた方が良かったのではないかと、後悔すら感じるようになっていました。
先日の休みの日、息子とこのKOF(キングオブファイターズ)をやっている時に事件は起こりました。
コインランドリーから帰ってきた妻が、部屋に入ってくるなり
「ああ。このゲームお母さん知ってる。懐かしい。」
と言って興味を示し始めました。
洗濯物を片付けながら横目で見ていると、どうやら息子が私をやっつけているのに感動したらしく「ええ。アオクン上手いんだね。すごぉい。」としきりに息子を褒めていました。
それを聞いて益々調子に乗り始める息子。
「おかあさんアオクンな。このおっきいおとこのひとでおとうさんガーンってやっつけるのめっちゃうまいねん。」
そのやり取りを聞きながら幸せと何故か少しの不安を感じていた私に悪魔の手が忍び寄りました。
「私もやらせて。」
妻が突然私もやらせろと言い出しました。どうやら息子とスキンシップを取りたがっている様子。
「・・・大丈夫か。」
そういう私に笑顔で「知ってるよ。ここでパンチとかキックするんだよね。」と答える妻。
いや操作方法の問題ではないんだけど、とも思いましたがとりあえずプレイ中ではありましたがコントローラーを渡しました。
その時私のチームは既に息子に先鋒がKOされており、人数が残り二人に減っていました。
「蒼くん、お母さん負けないからね。」
そう言って間もなく試合の開始を告げるアナウンスがテレビ画面から聞こえてきました。
「ラウンド2.レディゴー。」
お母さんやっつける、そう言って粋がっていた息子が操作するキャラクターに怒涛の如く非情なパンチキックを浴びせる妻。
開始5秒ほどで息子のキャラクターが相手にダメージをほとんど浴びせることなく倒れてしまいました。
「やった。お母さん凄いでしょ。」
自分の思うようにキャラクターを動かせて嬉しそうな妻。そしてその隣には表情を曇らせた息子が黙ってテレビ画面を見つめていました。
「ラウンド3、レディゴー。」
ビシッガシッグッグッ。
もはやサンドバック状態の息子のキャラクター。隣で見ていると胸がドンドン締め付けられ辛い気持ちになっていきます。
かろうじで当たった息子のパンチが妻のキャラクターの体力を1mm程度減らした状態で、副将戦が終了。
息子は半泣きの顔になっていました。
妻は決して自分が上手だからなのでは無いことを若干感じ取ったのか「あれ」と言う顔になっていました。
「ラウンド4、レディゴー。」
もはや後がなくなった息子の最後のキャラクター。涙をこらえながら一生懸命にボタンを連打する息子に対して、妻もやや遠慮気味のパンチを繰り出し応戦ていました。
しばらくしてから息子のキャラクターの体力が残りわずかになりました。
要約妻が事の重大さに気が付きボタンを押す指の動きを止めました。
そして何を思ったのか
「はいお父さん。パス。私の代わりに戦ってね。」
そう言って私にコントローラーを手渡すや否や「私ちょっと夕飯の用意するね。」と言ってリビングを出ていきました。
その後、少しでもパンチが当たろうものならダウンしてしまう息子の瀕死のキャラクター相手に、今までで一番緊張した戦いをさせられました。
長年ゲームをしてきましたが、絶対に攻撃が当たらないところでだけパンチを出すと言う事が、これほどまでに難しいとは思ってもいませんでした。
私の大将のキャラクターが倒され画面が真っ赤に染まり、息子のキャラクターが画面で堂々と勝利のポーズを決めました。それを見て味わったことの無い安堵感に包まれる私。
息子はよほど嬉しかったのかコントローラーを投げ捨て立ち上がり、見せたことの無い物まねを私に向って声高々に披露してくれました。
「いえーい。じゃすてぃーす。」
うっすらと目に涙を浮かべた息子の顔を見て、若い頃からゲームが上手になるようお金をかけて来て本当に良かったなと自分を褒めてあげました。
このゲームの勝者は息子。そして敗者は私。妻は・・・何なんだアンタは。
KOF(キングオブファイター)ならぬKYF(空気読めないファイター)。彼女がいる時は出来るだけゲームをやらないようにしようと息子と約束をしてからそっと電源ボタンを切りました。
因みにそれ以来、息子はKOFをやりたがらなくなったのですが、これも彼女の考え抜かれた子育て法(ゲームを嫌いにさせる方法)なのでしょうか誰か教えてください。