お見送り

はてなブックマーク
2022.07.30

 やましなす皆様。良い天気な週末いかがお過ごしとお考えになられていらっしゃる今現在、変わらず心満ち足りお幸せであることと思います。

 

 なんのこっちゃ。

 

 私にだけは強気で左右のパンチを巧みに使い分け、太ももを悪魔超人のバッファローマンの体のようにしてくれた獣人パワー5万の子猫トワの父親斉藤です。

 

1000万パワーだ

 因みに上のイラストは1000万パワーの悪魔超人バッファローマン。ゲェ。

 

 さて何の事だかわからない人は相変わらず置いてけぼりな感じで始まりました今回のブログですが、先月の頭頃高校の頃の先輩と二人で地元の焼き鳥屋さんに飲みに行きました。

 

 その焼き鳥屋さんの隣にこじゃれた美容室があったのですが、丁度私が店に入ろうとしたタイミングで施術が終わったお客様と一緒に、背の高いイケメンのお兄ちゃん二人組がお見送りの為に店の外に出てきたところに出くわしました。

 

 ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい。

 

 そう言って美容師さんがお客様の背中に向けて頭を下げてしばらく見送っていました。

 

 むぅ。

 

 世間では美容室で外までのお見送りをしているサロンは多くあると思いますが、オーキニーでは行われていない行為です。

 

 先日、ふとその光景を思い出して一人のお客様にそのお見送りをしてみました。

 

 「なんか気持ち悪い」と言われましたし私も大変気持ち悪かったです。

 

 デパートやショッピングセンターに洋服を買いに行ったりして、商品をすぐに渡さず店外まで持って来てくれるスタッフさんがいます。

 

 あの行動はおそらくですがお客様に感謝の気持ちを込めてそれをすることで喜んでくれると思っての行動だとは思います。

 

 勿論そんなの人それぞれだと思いますが、私は買い物したから優越感に浸りたいと思っている人は、東京だとどうだかわかりませんがそれ程いないしいらないサービスなのではと感じています。

 

 買い物は終わったけど、もうちょっと店内見て回るかもしれないし横のショップに入りたいときもあります。

 

 なんか15%くらいは「はよ帰れ」って言う感情が入っている気がするのは私の心が邪悪だからでしょうね。

 

 以前、大阪で前世を見てくれた占い師さんが、診断後駐車場までついて来て発進するまで見送ってくれたことがありました。

 

 実はもう一回来るかもしれないのでナビに地点登録したり、買っておいたサンドイッチを食べたかったのですが我慢して車を発進させました。

 

 その時に言われたのですが、接客業はお客様をお見送りする際その方の背中、後ろについている所謂守護霊様に対してもお見送りをしないといけないそうです。

 

 それから数カ月は店の外までは行きませんでしたが、例え次のお客様を待たせていようともお帰りの際お客様の背中が見えなくなるまでお見送りをしていた時期もありました。
 

 前の店舗で、お客様を店内からお見送りをしていると店の玄関で背を向けてポケモンgoを始めた方がいらっしゃいました。

 

 恐らく伝説ポケモンとのバトルが思った以上にかかっていたのでしょうか。3分ほど待っていたのですが一向に動こうとされず、目が合って気まずくなってはいけないので休憩室に入りました。それ以来「背中までお見送りする意識」は、何かそれだけではないと勝手に悟りました。

 

 私は基本的に「やれ」と言われてその通りやるのが嫌いです。

 

 又同じネタで笑いをとったり喜んでもらうことも好きではないので「マニュアル化」というも嫌いです。

 

 感謝の心は決して見せつけるものではなく、その事を心で忘れていなかったら十分だと思いますし、含めてきっと相手にすべて伝わると思っています。

 

 私が頻繁に利用させて頂いている鉄板焼き屋さんの大将はいつも大量の汗をかきながら忙しそうに笑顔で料理を作ってくれています。

 

 私たちが帰る時にも料理の最中であれば手を止められないですが、厨房から背伸びをして覗き込みながら本当に心のこもった「いつもありがとうございます。お気をつけて」という言葉をかけてくれます。

 

 女将さんが見送ってくださいますがごく自然、マニュアルではなく「また今日もよく飲んでもらってホンマにありがとうございます」「亀井さんフラフラやし帰りほんま気を付けてください」「あおくんによろしくお伝えくださいね」等のとても気持ちが入った心からのお言葉の挨拶をしてくださいます。

 

 大将のお人柄を知っているからかもしれませんが、見送ってくださらなくてもその人がどういう気持ちで送り出してくれているのかは解る関係性になる事が本当の意味での接客なのではないかといつも勉強になります。

 

 という事で解って頂けたかどうかわかりませんが、私がお会計後にひどくサッパリとしたお見送りをしてしまってもそういう事なのでどうぞご理解いただきたいと思います。

 

 ただそれが不満でオーキニーでも是非に玄関先まで見送って欲しい、よその美容室でナウでヤング且つイケメンと3拍子揃ったスタイリストがそうするように、下り坂三拍子、膝はガクガク目はショボショボおしっこチョロチョロでもいいから見送ってという方がいらっしゃればそのようにお申し出ください。

 

 アテント上等尿漏れ覚悟で三条通までお見送りします。

 

 見返してみると別にアップしなくてもいいような内容でしたが、ライン事業部が「今月の無料メッセージ送付数がたくさん残っています。」としつこく連絡してくるのでなんとなく勢いでアップしました。

 

 世間で流行している病気ですが漏れなく山科でも沢山聞くようになりました。

 

 先週から2週間の間に10件位のそれ関係でのキャンセルが入りました。

 

 病床の方も大勢いるのに不謹慎なブログだと思いつつも私にはこんな事しかできないので、このくだらないブログで少しでも誰かの心の休息に役立つなら本望、という事で書いておりますのでどうぞご了承ください。

 

 ウィルスさんに対してもまだまだ長いお付き合いになりそうなので、各自で緩急つけながら「あん時大変やったけどよう乗り越えられたよな。」と懐かしく話せるその日まで皆で頑張っていきましょう。

一覧 TOP