やましなす皆様お久しぶりですがお元気でしょうか。
つい先日、この世の中で私に対しての評価が最も低い人物が妻である事に気付く事が出来た男斉藤です。
まさに灯台下暗し大正デモクラシー。生涯日々精進いつかは「そこそこやってる人だったんだね」と言わせられるその日まで頑張ろうと思います。
ブログ更新をさぼっていた訳ではないのですが、この数週間小学校の卒業式に向けての卒業制作に日々追われており休みの個人的な時間がほとんど無かったためようやっと筆を執ることが出来ました。(何処にも筆など使ってないという)
1月のブログで宣言したように、私の今年の目標は「妻と向き合う」です。
計算を要する事務仕事をやっている時でも、ライン漫画を夢中で読んでいる最中でも妻から同意を求めるだけの会話を振られたら必ず手を止め目をやり、相槌だけになっても良いので「真摯に向き合う」という習慣をつけるべく生活をしております。
向き合っている結果4回に1回は重要な話をはさんでくるという習性がある事に気が付くことが出来ました。
お陰で少しづつですが彼女の魅力の新発見及び再確認ができるようになっています。
そんな中で一つだけまだ良くわからない(妻の)拘りがあります。
それはゴミ袋に対しての拘り(特に可燃ゴミに対して)です。
私が日々を暮らしているここ山科では毎週月木が燃えるゴミ出しの日、そして水曜日がカンカンで金曜が不燃物デイ。
毎週朝8時10分までに運搬を済ませておかないと回収対象にならないので、忘れないようにと階段の踊り場に早朝のうちに設置しておくのですが、私がまとめて置いたゴミ袋が結構な割合で元あった納戸の中に返されています。犯人は勿論妻。
どうやら私が封をした袋のパンパン度数が気に入らない御様子。
袋一杯に詰め込んだ満タン状態のゴミ袋を100%とすると、私が封を結ぶ率は大体90~95%が目安のパンパン度合いにしているのですが、残り5~10%の余白が許せないそうです。
因みに彼女の封入率は大体アベレージ110%です。
私の指が妻より多少太いからなのでしょうか。私には無理なのですが「一体どうやってこの状態から両ペロンを結びその上で両持ち手をこれまた器用に結んだのか」と言う位匠の技を駆使して直径1.5cm位の4つの先っちょをマル結びするのです。
私としてはゴミ袋を運ぶときに95%位のパンパン度だと持ち手も多少余裕がありその部分を指の根っこの方まで入れて持ち上げその方が指が食い込まないので楽に運ぶ事が出来ます。
何度か度数を100以上にしてみようとトライしてみた事もあるのですが、その場合詰め込んだ後体重をかけて中の空気を圧迫しないといけなくなり、圧縮中に特に生ごみが入っていると中の匂いがふしゅぅと漏れ出してきて臭くてたまらなくなります。
又、結び目を作ろうとしていると人差し指が巻き込まれ脱出不可能になったり、脱出の際にかろうじで出来ていた結び目が辛抱たまらなくなって飛び出したりでロクな事になりません。
そんな時間と労力を鑑みて総合的に判断した90%がどうやら妻には許せないらしいのです。
あと、彼女が結んだ限界を突破してあるゴミ袋を運ぶときは何て言うか指が可哀想になります。結び目の下に無理やり指を数本潜り込まさなければ運べない為限られ選ばれた指(大体2本)の負担が尋常ではありません。
赤紫系統に変色してる人差し指と中指、俺の指頑張れ。
以前一度私が封をしようと結んでいる現場に妻と遭遇した際、「もう入らへんて」という私の言葉を聞き流し「ほらこうやればまだ入るじゃん」と言って開封した後にその匠の技を見させていただいたことがあるのですが、あの繊細さと根気良さは、新品の瓶の蓋をものの数秒で「嗚呼駄目だコレ開かない奴だお父さんやって」と言ってすぐに手渡す妻と同一人物とは到底思えないものですし、いつもビュッフェ等に食べに行くと「もうお腹一杯。なんでも八分目が一番いいよね」とろくすっぽ元を取らず笑顔で終食する彼女とも別人格なのでしょう。
まあその所為もあり「こんな指が酷い状態になるゴミ袋を妻に持って行かせるのは気の毒」と思うようになったのは事実ですので、もしかしたら巧妙に練られた彼女なりの長期による心理戦だったのかも知れません。
そんなパンパンにせなアカンもんなんすかね。
もしオーキニーが突然臨時休業になりお客様に迷惑をかけた原因がゴミ出しの際の指の圧迫骨折だった場合皆様に何と説明すれば良いのか。
そんな事を考えながら先日朝の定時に燃えるごみを出しに行っているとタイミング良くゴミ出しをしていた隣のご主人と出会いました。
おはようございます。ああおはようさん。ご苦労様ですね。いやいやお互い様やね。
軽い会話を交わしつつ、カラス除けのブルーのネットを引っ張り出そうとしているご主人を手伝い歩み寄り、腰をかがめて片方向へ引っ張り出しました。
その時ご主人の胸のポケットに入っていたタバコの箱が地面に落ちたのですが、それを拾おうとされたご主人の指先に視線を目をやると色味が指先だけ赤っぽく見えました。
すぐさま私の視線はネットの中に。中でお互い肩を寄せ合っている30ℓのゴミ袋達は同じようなパンパン度合いでした。
一人じゃないって素敵な事ね。
私達が知らなかっただけであり、もしかしたらパンパンにせなアカン奴、と回覧板に書いてあったかも知れません。
これからもよろしく。頑張ろうな指。そしてお互い頑張りましょうご主人。
いつか隣のご主人と二人で飲みに行きたいと思った朝の出来事でした。
やましなす皆様お久しぶりですがお元気でしょうか。
つい先日、この世の中で私に対しての評価が最も低い人物が妻である事に気付く事が出来た男斉藤です。
まさに灯台下暗し大正デモクラシー。生涯日々精進いつかは「そこそこやってる人だったんだね」と言わせられるその日まで頑張ろうと思います。
ブログ更新をさぼっていた訳ではないのですが、この数週間小学校の卒業式に向けての卒業制作に日々追われており休みの個人的な時間がほとんど無かったためようやっと筆を執ることが出来ました。(何処にも筆など使ってないという)
1月のブログで宣言したように、私の今年の目標は「妻と向き合う」です。
計算を要する事務仕事をやっている時でも、ライン漫画を夢中で読んでいる最中でも妻から同意を求めるだけの会話を振られたら必ず手を止め目をやり、相槌だけになっても良いので「真摯に向き合う」という習慣をつけるべく生活をしております。
向き合っている結果4回に1回は重要な話をはさんでくるという習性がある事に気が付くことが出来ました。
お陰で少しづつですが彼女の魅力の新発見及び再確認ができるようになっています。
そんな中で一つだけまだ良くわからない(妻の)拘りがあります。
それはゴミ袋に対しての拘り(特に可燃ゴミに対して)です。
私が日々を暮らしているここ山科では毎週月木が燃えるゴミ出しの日、そして水曜日がカンカンで金曜が不燃物デイ。
毎週朝8時10分までに運搬を済ませておかないと回収対象にならないので、忘れないようにと階段の踊り場に早朝のうちに設置しておくのですが、私がまとめて置いたゴミ袋が結構な割合で元あった納戸の中に返されています。犯人は勿論妻。
どうやら私が封をした袋のパンパン度数が気に入らない御様子。
袋一杯に詰め込んだ満タン状態のゴミ袋を100%とすると、私が封を結ぶ率は大体90~95%が目安のパンパン度合いにしているのですが、残り5~10%の余白が許せないそうです。
因みに彼女の封入率は大体アベレージ110%です。
私の指が妻より多少太いからなのでしょうか。私には無理なのですが「一体どうやってこの状態から両ペロンを結びその上で両持ち手をこれまた器用に結んだのか」と言う位匠の技を駆使して直径1.5cm位の4つの先っちょをマル結びするのです。
私としてはゴミ袋を運ぶときに95%位のパンパン度だと持ち手も多少余裕がありその部分を指の根っこの方まで入れて持ち上げその方が指が食い込まないので楽に運ぶ事が出来ます。
何度か度数を100以上にしてみようとトライしてみた事もあるのですが、その場合詰め込んだ後体重をかけて中の空気を圧迫しないといけなくなり、圧縮中に特に生ごみが入っていると中の匂いがふしゅぅと漏れ出してきて臭くてたまらなくなります。
又、結び目を作ろうとしていると人差し指が巻き込まれ脱出不可能になったり、脱出の際にかろうじで出来ていた結び目が辛抱たまらなくなって飛び出したりでロクな事になりません。
そんな時間と労力を鑑みて総合的に判断した90%がどうやら妻には許せないらしいのです。
あと、彼女が結んだ限界を突破してあるゴミ袋を運ぶときは何て言うか指が可哀想になります。結び目の下に無理やり指を数本潜り込まさなければ運べない為限られ選ばれた指(大体2本)の負担が尋常ではありません。
赤紫系統に変色してる人差し指と中指、俺の指頑張れ。
以前一度私が封をしようと結んでいる現場に妻と遭遇した際、「もう入らへんて」という私の言葉を聞き流し「ほらこうやればまだ入るじゃん」と言って開封した後にその匠の技を見させていただいたことがあるのですが、あの繊細さと根気良さは、新品の瓶の蓋をものの数秒で「嗚呼駄目だコレ開かない奴だお父さんやって」と言ってすぐに手渡す妻と同一人物とは到底思えないものですし、いつもビュッフェ等に食べに行くと「もうお腹一杯。なんでも八分目が一番いいよね」とろくすっぽ元を取らず笑顔で終食する彼女とも別人格なのでしょう。
まあその所為もあり「こんな指が酷い状態になるゴミ袋を妻に持って行かせるのは気の毒」と思うようになったのは事実ですので、もしかしたら巧妙に練られた彼女なりの長期による心理戦だったのかも知れません。
そんなパンパンにせなアカンもんなんすかね。
もしオーキニーが突然臨時休業になりお客様に迷惑をかけた原因がゴミ出しの際の指の圧迫骨折だった場合皆様に何と説明すれば良いのか。
そんな事を考えながら先日朝の定時に燃えるごみを出しに行っているとタイミング良くゴミ出しをしていた隣のご主人と出会いました。
おはようございます。ああおはようさん。ご苦労様ですね。いやいやお互い様やね。
軽い会話を交わしつつ、カラス除けのブルーのネットを引っ張り出そうとしているご主人を手伝い歩み寄り、腰をかがめて片方向へ引っ張り出しました。
その時ご主人の胸のポケットに入っていたタバコの箱が地面に落ちたのですが、それを拾おうとされたご主人の指先に視線を目をやると色味が指先だけ赤っぽく見えました。
すぐさま私の視線はネットの中に。中でお互い肩を寄せ合っている30ℓのゴミ袋達は同じようなパンパン度合いでした。
一人じゃないって素敵な事ね。
私達が知らなかっただけであり、もしかしたらパンパンにせなアカン奴、と回覧板に書いてあったかも知れません。
これからもよろしく。頑張ろうな指。そしてお互い頑張りましょうご主人。
いつか隣のご主人と二人で飲みに行きたいと思った朝の出来事でした。