神輿だこんちきしょう

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2013.10.17

 やましなすやましなさーやましねすと皆様。如何お過ごしでしょうか。

 

 お客様に「細いねぇ」と言われて「そんな事無いです。昔からスポーツ大好きで運動ばっかりしていて筋肉質だったんですよ」と謙遜しながら「何の運動してたの」との問いに「ドッチボール」と真顔で答える妻を嫁にもらった男斉藤です。

 

 今回は一寸歴史の勉強を兼ねてのブログです。

 

 皆様も御存じの事と思いますが今週末、山科の岩屋神社にて山科大明神のお祭りが開かれます。

 

 

 昌泰元年(寛平10年)(898年)から続いているこのお祭りは、昔は春に行われていたもののようですが、、寛正5年(1464)辺りから旧暦の9月9日、つまり現代の10月16日に開かれるようになりました。

 

 後に東京オリンピックが開かれた昭和39年より「体育の日」の10月10日が祝日となり、その日にお祭りをしていたそうですが、現在は10月の第3日曜日に開かれるようになったそうです。

 

 とっても長い歴史のあるお祭りなんですね。

 

 どうでもいいですが「体育の日」を打ち込んだ際「たいくのひ」と入力してしまい、変換候補に出てきませんでした。「たいいくのひ」が正解ですが、そんな風に言っている人が居たら直(ただ)ちに挙手をお願いします。

 

 そして今年、そんな山科大明神様のお祭りでの花形である「御神輿」の担ぎ手に何を血迷ったかオーキニー店主である私斉藤が立候補してしまいました。

 

 因みに「私」を打ち込んだ際は「わたくし」ではなく「わたし」でも変換できました。

 

 

 私の高校の頃からの友人である某十条通りの牛タン店主であるI原に誘われたのが去年の今頃の話。

 

 地域の同じような自営の経営者等が多く集まるこの「山科の祭り」に「永遠山科ラヴァー」であるオーキニー店主が参加しないのは不自然であると判断した私。

 

 「来年から喜んで参加させて貰うわ」と二つ返事で承諾したまでは良かったのですが、現在担ぎ手が全く足りていない状態らしくかなりピンチです。

 

 何故ピンチかと言うと、本来年齢によって神輿の役割が分かれているらしく、20~30代がみこしの担ぎ手、40代は子供みこしの手伝い、50代は担ぎ手を探すために奔走しながらみこしでは後ろを廿楽(つづら)歩き、60代~は孫と一緒に観覧するのが基本らしいです。

 

 みこしの担ぎ手は普段は2交代制位で担ぎ廻すそうなのですが、その2~30代の参加者がとんでもなく少ないらしいです。

 

 と言う事は英語で言うと、途中で肩に激痛が走って「Uwa mou akan」状態になっても「Nani iutennnen Mada gannbariyoshi」状態で、安易に、負けたり投げ出したり逃げ出したり信じ抜けなくなってしまってもKANさんも誰も助けてくれないと言う事です。それが一番大事。

 

 みこしの次の日、普段通り営業できるのかしら私・・・・

 

 心配になって来ちゃいましたが今更ジロー好きだよジロー状態です。

 

 因みに当日は朝6時15分より始まり、終わるのは5時前だそうです。

 

 途中6~7か所にて休憩が入るようですが、古くからこのみこしの担ぎ手をしている友人の話ではその都度お酒を振る舞われるそうなので、夕方ころには酔いと筋肉痛で訳が分かんなくなり、次の日は当然激しい腰痛と酷い二日酔い、そしてエグイ全身の激痛が渋谷の交差点の様にスクランブルされるそうです。

 

 しかしもうすでに祭りの為の衣装は購入してしまった私。後には引けない戻れない。

 

 一寸斜めっちゃいましたが、当日こんな格好で街を練り歩きます。足袋2480円腰パン3000円手甲1200円、さらし980円で計そこそこ値。

 

 今年から法被(はっぴ)から小物まで全て白で統一しないといけない決まりになったそうです。

 

 ご近所がコースではない方はご覧になられないかもしれませんが、お近くの方は決して見ないでくださいね。

 

 当日をいよいよ数日後に迎え、楽しさ半分恐怖半分で今からドキが胸胸していますが恐らくこれは加齢から来る動悸でしょう。

 

 全てはブログに写真をアップするため。命がけで頑張って来ます。

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