突っ込まずにはいられない

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2017.08.16

 やましなす皆様。連投すみませんけど赤だし大好き斉藤です。

 

 気が付くと最近息子の事ばかりブログにあげていたので久しぶりに違う人の事を書いてみます。

 

 本日は妻の誕生日。毎年この日だけは優しく接しようと心に決めています。

 

 今年は12月に行われる「三代目Jソウルブラザーズ」のコンサートチケットが当選したので、それが誕生日プレゼントでいい、と妻から言われました。

 

 しかしそれだけだとどうもプレゼントするとしてはプレゼントをした気にならなかったので、1週間前に家族でヨドバシカメラに行った時に、妻だけ単独で行動してもらい、その隙に内緒で子供たちと結託してプレゼントを購入しました。

 

 しかし、それを自宅に持って帰るや否や、息子が「はいこれおかあさんのやで。おたんじょうびのやつ。」と早速ばらしてしまい、激怒する娘を静止ながら1週間前倒しで止む無くプレゼントを妻に渡し、サプライズは無くなりました。

 

 その様な経緯があって本当の誕生日である今日に何も出来ないくやしさから、私はいつも妻が朝にバタバタとしている家事を内緒で全て終わらせておくという3番目のプレゼントを用意する事にしました。

 

 日課になった洗濯物を干し終わり除湿機をつけ、目覚ましをセットして午前0時に一度起床してラインでおめでとうメールを送り、再び目覚ましをセットして4時間後に起床しました。

 

 明かりをつけるとバレる恐れもあったので、暗闇の中乾燥が終わった洗濯物を畳み終え、音が出ないようにコロコロでリビングを掃除。

 

 お風呂場の足ふきマットを掃除してお風呂とタイルを磨き、ゴミを簡単にまとめなおしました。

 

 そんなこんなで目が覚えた私でしたが、要約睡魔が6時頃襲って来てくれ再び目を覚ますと時計は7時を回ってました。

 

 勿論私をご存知の方なら既にお分かりかと思いますが、妻を喜ばすというより全て自分の満足感を得るために行った行為です。

 

 眠そうな私に感謝の言葉をかけてくる妻でしたが、私の心は無情にもそれを聞きながら「流石俺」という自負のみの感情になっていました。

 

 お誕生日おめでとう。どや。あんたの旦那はちゃんと誕生日覚えてるやろ。

 

 今日だけは優しく、いつもの様に鋭く突っ込んだり上げ足取ったりしないようにしよう、という決意を笑顔に変えて妻の「ありがとう」の言葉に答えました。

 

  「まあなんか気まぐれで、いっつもやらへんから別にええし。」

 

 そう言いながらアイスコーヒーを飲むために氷を取りに立ち上がろうとしたその時、妻が息子の保育園の「プールカード」に今朝の体温(平温じゃないと入れない)を書くために日付の欄の前でボールペンを止めてそれを見ながらこう言ったのです。

 

 「ああえっと。今日何日だっけ。」

 

 流石の私も突っ込まずにはいられず、今日だけはほにゃららと言う誓いを最速で無きものとしました。

 

 今年度一年もどうぞ人生をお楽しみください。25歳のお誕生日おめでとうございます。

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