おはようございます。
おそらく今日(火曜日)は夕方まで時間がほぼないので、このブログを作成し終わるのは夜か明日以降になるかと思われます。
先日東山から五条通を東に向かっている最中に例のMKボウルが閉まっているのを目撃した斉藤です。
やはり噂は愈々(いよいよ)本当らしくなって来ました。
閑話休題。
先週の日曜日に、妻が実家に帰って行ったので久しぶりに親娘2人きりになり、夕方から「折角だし」と言う理由で祇園祭の宵々々山に行ってきました。
地下鉄東西線東野駅から乗る事15分。烏丸御池。雨上がりでまだ少し明るい時間帯に到着しました。
私にとっては高校以来、実に20年ぶりになる祇園祭の宵宵宵山。そして娘にとっては四宮祭り以外での初めての屋台めぐりとなるわけです。
とりあえず混み始める前にかき氷と缶ビールで乾杯。その後しばらく歩いて交差点
うっぷ。
姉小路通りから小道に入ると
お、おええええ。
もう後には戻れない状態。進むスピードはおそらくナメクジかマル虫と同じ速度です。
私はいいのですが、娘は背が低く他の歩行者の視的な対象になれず、もみくちゃにされています。
「お父さん怖いよ。痛いよ。気持ち悪いよぅ。」
今にも人の波に飲まれて消えていきそうな娘を見ながら、どうすることも出来ない流れに飲まれてしっかりとつかんだ手と手。
「しーちゃん(娘)絶対にお父さんの手を放したらアカンよ。」
そう言って出来る限り周りの人ゴミを押しのけてスペースをちょっとでも確保するように踏ん張る私。もはや祭囃子どころではありませんでした。
そういった身動きが取れないところにも空気を読まない人達は現れます。
明らかに自然と右側通行の人波が出来ているのに平然と逆方向に逆らって進んでくる鬼のような形相のスポーツ刈りの少年たち。
肘を匠に使い、三沢(プロレスラー)のようなエルボーを先頭に周りに危害を加えながら道を確保しようとするヒョウガラのアイライン濃いめのオバハン。
流石祭りの魔力と言いましょうか、この時ばかりは普段蚊も殺せないような仏様の心を持った私でも
「おんどりゃぁお前ら娘がここにおるっちゅうねんわからんのかおらぁ。」
とばかりに殺意すら芽生えてしまうので不思議です。
ちなみにヒョウガラのオバハンは余りにも腹が立ったのでローソンで買った「から揚げ棒」のから揚げのクズがパラパラ入っていた袋を棒ごとボンバーパーマ頭の上に振りかけてあげました。ほんのちょっとざまあみろ。
その後、酸欠で倒れそうになって大汗をかいている娘をなんとか先導して渋滞区間を逃れた私と娘。
取りあえず少し流れが緩やかになったので娘の機嫌をなんとか元に戻そうとヨーヨーすくいを楽しみに行きました。
ヨーヨー釣り。私の時代は釣った分だけ持って帰れるという制限なしの時代だったので燃えたのですが、最近はいくらつっても持って帰るのは1個のみ。ということはヨーヨー1個500円。(四宮祭り400円)そら高いわ。
因みに私は中学の頃、ヨーヨー釣りの紙の紐の部分に髪の毛を忍ばせて大量に吊り上げてばれて優しいお兄さん方に囲まれて酷い目にあったことがあります。
その後、金魚を掬いに行きました。
写真はありませんがこれまた500円。(四宮祭り「金魚すくい1回500円・別途袋代200円」)こちらは平民に優しい商売でした。
その後、綿菓子500円良心的(四宮祭り500~700円)を買い、「なめこすくい」なる新遊戯をしてすっかり機嫌を取り戻した娘。
最後に母へのお土産に大好物の「リンゴ飴」を買いに並んだのですが、かなりの人気で列に30人位ならんでいました。
ほどなくして順番が来たのですが、屋台のお姉ちさんの品&愛想が私的にあまり好みでなく、忙しいのはわかるのですが「何する」と聞かれて「400円の姫リンゴ2つ」(四宮祭り300円)と答えた私に対して
「自分(おそらく私を示してます)なんや細かいの無いんかいな。祭り来てこまいの持って来うへんって自分あほか。めんどいな。はよ札よこしいな。」
と言い放たれました。挙句札を鷲掴み。そして
「そこに置いてあるやろ2つ取って行け。袋はめんどいから出さんで。」
との追加の接客を受けました。
ほほう。これは是が非でもうちのサロンにも取り入れたい接客だな。と感心した私は、全く見ようともしないお姉さんの前に置いてある「姫リンゴ」の前の棚を素通りして、大きさが倍以上ある「リンゴ飴600円」(四宮祭り500円)を2つ手に取り
「じゃあ、これ貰っていきますよ。」
と丁寧に声を掛けました。
すると
「はよいけや。あとつかえとるっちゅうねん。」
最後まで全く見向きもしなかったお姉さん。
お母さん曰くリンゴ飴美味しかったそうですよ。
因みにですが、どなたか私の取った行動が「犯罪だ」と思う方がいらっしゃったら警察に言う前に教えてください。
そして烏丸御池の地下鉄まで降りると途中でジャグリングをしている芸人さんに遭遇。
疲れていたはずの娘もとても楽しそうに最後まで芸に見入ってました。
そしていつもなら夢の中にいるはずの時間に家に到着。二人でシャワーを浴びてから歯を磨き、布団に入っていると
「お父さん今日は久しぶりに二人っきりで寝れるね嬉しいね。」とちょっぴり恥ずかしそうにすり寄ってくる娘。
「しーちゃん。今日は楽しかったか。」
と聞いてみました。すると
「うん。最後のお兄さんはむっちゃ面白かった。けどしーちゃん、あそこの祭りはもう2度と行きたくないな。うひひ。」
との返事。やはりよっぽど人ごみが苦しかったのでしょう。
でもねし-ちゃん。
あと8~9年もしたらお父さん以上にしーちゃんを大事に思ってくれる人が現れたりして、その人と一緒に君の言った「2度と行きたくない」祭りにゴミゴミ、ギュウギュウ、ベトベトのなかドキドキ、ホワホワな時間を過ごす為に出かける事になるんだよ。
しかしまあ学生の頃、当時の彼女と行ったあんなに楽しかった祇園祭のイベントも歳をとるとこんなにも感想が変わるモノかな、と感心しますが・・・夜の祇園祭「宵山」
うん。もうしばらく行くのええかな。
というか今回私ちょっとガラの悪いオッサンになってしまいましたが現在もういつものオーキニさんに戻っておりますのでご安心くださいね。
おはようございます。
おそらく今日(火曜日)は夕方まで時間がほぼないので、このブログを作成し終わるのは夜か明日以降になるかと思われます。
先日東山から五条通を東に向かっている最中に例のMKボウルが閉まっているのを目撃した斉藤です。
やはり噂は愈々(いよいよ)本当らしくなって来ました。
閑話休題。
先週の日曜日に、妻が実家に帰って行ったので久しぶりに親娘2人きりになり、夕方から「折角だし」と言う理由で祇園祭の宵々々山に行ってきました。
地下鉄東西線東野駅から乗る事15分。烏丸御池。雨上がりでまだ少し明るい時間帯に到着しました。
私にとっては高校以来、実に20年ぶりになる祇園祭の宵宵宵山。そして娘にとっては四宮祭り以外での初めての屋台めぐりとなるわけです。
とりあえず混み始める前にかき氷と缶ビールで乾杯。その後しばらく歩いて交差点
うっぷ。
姉小路通りから小道に入ると
お、おええええ。
もう後には戻れない状態。進むスピードはおそらくナメクジかマル虫と同じ速度です。
私はいいのですが、娘は背が低く他の歩行者の視的な対象になれず、もみくちゃにされています。
「お父さん怖いよ。痛いよ。気持ち悪いよぅ。」
今にも人の波に飲まれて消えていきそうな娘を見ながら、どうすることも出来ない流れに飲まれてしっかりとつかんだ手と手。
「しーちゃん(娘)絶対にお父さんの手を放したらアカンよ。」
そう言って出来る限り周りの人ゴミを押しのけてスペースをちょっとでも確保するように踏ん張る私。もはや祭囃子どころではありませんでした。
そういった身動きが取れないところにも空気を読まない人達は現れます。
明らかに自然と右側通行の人波が出来ているのに平然と逆方向に逆らって進んでくる鬼のような形相のスポーツ刈りの少年たち。
肘を匠に使い、三沢(プロレスラー)のようなエルボーを先頭に周りに危害を加えながら道を確保しようとするヒョウガラのアイライン濃いめのオバハン。
流石祭りの魔力と言いましょうか、この時ばかりは普段蚊も殺せないような仏様の心を持った私でも
「おんどりゃぁお前ら娘がここにおるっちゅうねんわからんのかおらぁ。」
とばかりに殺意すら芽生えてしまうので不思議です。
ちなみにヒョウガラのオバハンは余りにも腹が立ったのでローソンで買った「から揚げ棒」のから揚げのクズがパラパラ入っていた袋を棒ごとボンバーパーマ頭の上に振りかけてあげました。ほんのちょっとざまあみろ。
その後、酸欠で倒れそうになって大汗をかいている娘をなんとか先導して渋滞区間を逃れた私と娘。
取りあえず少し流れが緩やかになったので娘の機嫌をなんとか元に戻そうとヨーヨーすくいを楽しみに行きました。
ヨーヨー釣り。私の時代は釣った分だけ持って帰れるという制限なしの時代だったので燃えたのですが、最近はいくらつっても持って帰るのは1個のみ。ということはヨーヨー1個500円。(四宮祭り400円)そら高いわ。
因みに私は中学の頃、ヨーヨー釣りの紙の紐の部分に髪の毛を忍ばせて大量に吊り上げてばれて優しいお兄さん方に囲まれて酷い目にあったことがあります。
その後、金魚を掬いに行きました。
写真はありませんがこれまた500円。(四宮祭り「金魚すくい1回500円・別途袋代200円」)こちらは平民に優しい商売でした。
その後、綿菓子500円良心的(四宮祭り500~700円)を買い、「なめこすくい」なる新遊戯をしてすっかり機嫌を取り戻した娘。
最後に母へのお土産に大好物の「リンゴ飴」を買いに並んだのですが、かなりの人気で列に30人位ならんでいました。
ほどなくして順番が来たのですが、屋台のお姉ちさんの品&愛想が私的にあまり好みでなく、忙しいのはわかるのですが「何する」と聞かれて「400円の姫リンゴ2つ」(四宮祭り300円)と答えた私に対して
「自分(おそらく私を示してます)なんや細かいの無いんかいな。祭り来てこまいの持って来うへんって自分あほか。めんどいな。はよ札よこしいな。」
と言い放たれました。挙句札を鷲掴み。そして
「そこに置いてあるやろ2つ取って行け。袋はめんどいから出さんで。」
との追加の接客を受けました。
ほほう。これは是が非でもうちのサロンにも取り入れたい接客だな。と感心した私は、全く見ようともしないお姉さんの前に置いてある「姫リンゴ」の前の棚を素通りして、大きさが倍以上ある「リンゴ飴600円」(四宮祭り500円)を2つ手に取り
「じゃあ、これ貰っていきますよ。」
と丁寧に声を掛けました。
すると
「はよいけや。あとつかえとるっちゅうねん。」
最後まで全く見向きもしなかったお姉さん。
お母さん曰くリンゴ飴美味しかったそうですよ。
因みにですが、どなたか私の取った行動が「犯罪だ」と思う方がいらっしゃったら警察に言う前に教えてください。
そして烏丸御池の地下鉄まで降りると途中でジャグリングをしている芸人さんに遭遇。
疲れていたはずの娘もとても楽しそうに最後まで芸に見入ってました。
そしていつもなら夢の中にいるはずの時間に家に到着。二人でシャワーを浴びてから歯を磨き、布団に入っていると
「お父さん今日は久しぶりに二人っきりで寝れるね嬉しいね。」とちょっぴり恥ずかしそうにすり寄ってくる娘。
「しーちゃん。今日は楽しかったか。」
と聞いてみました。すると
「うん。最後のお兄さんはむっちゃ面白かった。けどしーちゃん、あそこの祭りはもう2度と行きたくないな。うひひ。」
との返事。やはりよっぽど人ごみが苦しかったのでしょう。
でもねし-ちゃん。
あと8~9年もしたらお父さん以上にしーちゃんを大事に思ってくれる人が現れたりして、その人と一緒に君の言った「2度と行きたくない」祭りにゴミゴミ、ギュウギュウ、ベトベトのなかドキドキ、ホワホワな時間を過ごす為に出かける事になるんだよ。
しかしまあ学生の頃、当時の彼女と行ったあんなに楽しかった祇園祭のイベントも歳をとるとこんなにも感想が変わるモノかな、と感心しますが・・・夜の祇園祭「宵山」
うん。もうしばらく行くのええかな。
というか今回私ちょっとガラの悪いオッサンになってしまいましたが現在もういつものオーキニさんに戻っておりますのでご安心くださいね。