家族で過ごせる有り難さ

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2017.03.11

 おはようございます。本日は震災の日。東日本大震災から早いもので6年が過ぎました。

 

 毎年この日が来ると、薄くなっていた意識を高め直し、普段何気なく過ごしていた日々を反省すると共に、今自分が当たり前に健康で生活を送らせて頂けている事の有難さを見つめなおせます。

 

 今年は朝礼の際、オーキニーでは3人で黙とうを捧げさせていただきました。

 

 今日で6年×365日。日数にすると2190日が経過したわけですが、未だ仮設住宅に住まわれていらっしゃる被災者の方は岩手宮城福島でおよそ9万人いらっしゃいます。

 

 1995年に起こった阪神淡路の大震災で被災した方々でもそういった仮設住宅に長く住まわれて最長で5年。日数で言うと1823日で仮設住宅者は0になったそうです。

 

 放射能汚染の関係もあるので、なかなか思うように復興も捗っていない事が原因の一つでもありますが、現在でも多くの人が本当に大変な思いで生活していらっしゃるのです。

 

 以前にもこちらのブログで書いたと思うのですが、私達に出来る事は「毎日を感謝して精一杯楽しく生きる」と言う事だと私は思っています。

 

 私が所属している「日本ボードゲーム協会」という団体がありますが、そちらからの会報でよく書かれているのですが、6年前の震災の日から日本でその「ボードゲーム」の販売台数が年々増えてきているそうです。

 

 これは被災された方々が、当時安易に外に出られなくなり、家の中で家族で楽しむ事としてオセロやトランプなどを購入し始めた事から一気にその認知度などが増えた事が原因とされています。

 

 被災した時、真っ先に無事の安否を確認を取りたくなるのは、親しい友達などもそうかもしれませんが私はやはり「家族」だと思っています。

 

 夫婦喧嘩をする事。兄弟喧嘩をしている子供たちを見て叱る事。くだらない事・・・例えばコタツでオナラをして誰が犯人かでもめる事。

 

 そういった些細な事や喜怒哀楽を出し合える仲としても、家族で過ごしている時間をもっともっと大切にしないといけないと思います。

 

 私の家庭では毎週火曜日の夜を「家族でゲーム大会をする日」として設定し、トランプやポンジャンなどのアナログゲームをしながら1時間程過ごすようにしています。

 

 ささやかでくだらない事かも知れませんが、その時間を大切に思えるようになりました。

 

 震災でお亡くなりになられた多くの皆様。又その後関係者の皆様方。心からお悔やみ申し上げます。

 

 そして不謹慎かもしれませんが、被災しなかった私たちに色々と気付かせていただき、又これからの指針を示していただきまして本当にありがとうございます。

 

 又気持ちを改めて今日からより人生を充実させ、家族と共に一日一日を大切に生きていきたいと思います。

 

 心からご冥福をお祈りいたします。

 

 

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