見知らぬ人の訪問

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2012.12.13

 この間の日曜日、夜に見知らぬ男性がお客様のカット中に「すみませ~ん」と入って来られました。

 

 玄関を見ると黒いダウンジャケットの無精ひげの30歳位の男性が立っておられました。

 

 少し手を止めて話を伺うと、どうやら店の前で名刺入れを落としたそうでした。

 

 男性は和歌山から来ているらしく、その名刺入れに帰りの運賃、クレジットカード類を全て入れていたそうで、帰れなくなったそうです。

 

 警察に届け出をして、クレジットカードも止めてもらったらしいのですが、警察からは「手持ちがないからお金を建て替えられない」と言われたそうでした。

 

 この辺りに知り合いもいなく、途方に暮れているとの事で「あとで一緒に探しましょうか?」と言ったところ「見つかってもお金は出てこないと警察に言われた」との事。

 

 「お金を貸してくれ」

 

 一瞬「えっ?」と思いましたが、こういう時どう言えばいいのでしょうか・・・

 

 取りあえず「無理です。すみません」と言って何とか退店してもらいましたが、荷物も持たず、軽装でこの寒空の中大丈夫かな?と思っていました。

 

 カットしていたお客さまに話すと「怪しいよ。この店の近くで落としたなら先にここに先に聞きにくるでしょ」と言われてなるほど、と。

 

 そしてそんな事も忘れて昨日の夜、自転車で帰っていると道端で「その人」らしき人を見かけました。

 

 まだ和歌山帰れてなかったのですね・・・

 

 というかどう見ても違うジャンパーの色だったのですが、もしその人だったとしたら和歌山から山科によほどの用事があるのですね。

 

 でもお蔭で色々と勉強になりました。ありがとうございました。

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