おはようございます。内側がモコモコ素材でとても暖かいユニクロのパーカーを母に奪われた男斉藤です。
かなり前の話になりますが、先月の末に珍しく用事が何も無かったので1人で映画を観に行きました。
映画の題名は「STAR WARS フォースの覚醒」。
あれ。オーキニーさんこの間見にいかはったんとちゃうの。
そう思ったそこの貴方。安心してください初めて観る映画です。
3Dそして動く席で見るのは。
皆様は「D-BOX」と言う次世代の映画鑑賞席をご存知でしょうか。
映画館のスクリーンで映画鑑賞を行った事は誰でも一度はある事と思います。
この「D-BOX」というモノは、その映画館の席が例えると遊園地の乗り物のように物語や映像に合わせて激しく揺れたり動いたりする特別鑑賞席なのです。
この席が京都には桂川のイオンモールの映画館にだけ設置されています。
遅らばせながらこの次世代体感映画席を体験しにいきました。
映画館のロビーは平日の3時前後だったのでまばらにしか人影はありませんでした。
「映画スターウォーズフォースの覚醒をご鑑賞お待ちのお客様大変お待たせいたしました。」
入り口のお姉さんからお呼びがかかってブログに載せる写真を撮る為に真っ先に会場内へ向かいます。
人影のないホール内は、これから始まる私のはるか遠い銀河系の彼方への旅路、そして冒険を前に嵐の前の静けさを感じさせてくれるのには十分な雰囲気でした。
私の中のフォースもビンビンにアンテナを張りまくってました。
D-BOXと言う特別席はこの普通の会場内の階段を一番上に上がった場所、最後部座席に10席ほど設けてありました。
この時点でもう映画の中のパイロットの気分になる私。
R2D2(ロボット)は居ませんでしたが、操縦用にはしご(階段)を昇りヘルメット(マスク)を装着。向かった先はパイロットシート(鑑賞席)。
操縦席に座ると長い間忘れかけていた何かを感じずにはいられませんでした。
コックピットから見る景色。
落ち着いたのも束の間、流石はスターウォーズ。続々とこの辺りで他のパイロット達も搭乗し始めます。
通常席エリアでは、まるで鴨川の畔に座るアベック達のように席を一つ飛ばしで座る観客。
私の座るD-BOXの後部座席エリアには最初の内誰も来ませんでした。
ちょっとリッチな気分に浸りつつ受付で渡された「D-BOXご鑑賞中の注意事項」と言う紙を見ながら席の操縦方法を勉強しだす私。
「ホットドリンクは座席の揺れでこぼれて火傷をする恐れがあるのでお控えください。」
「鑑賞中、揺れが強いと思った時はシート右下にあるコントローラーで強弱を調整下さい。」
「鑑賞中のご飲食は十分に注意し、鑑賞後の座席の清掃はご自身で責任を持って
行ってください」
「万が一気分が悪くなった場合は鑑賞を控えすぐに非常灯に沿って御退出ください」
そんなに揺れるのココ。
やや不安になりながらも右手の肘おきの下にあるコントローラーを確認して取り敢えずレベル2にあわすビビりな私。
準備は万端。あとは上映を待つばかりです。
このまま一人で贅沢にテイクオフD-BOXかと思っていたのですが、しばらく入場口の方向を眺めているともしやと思える容貌の人影が見えました。
年齢は4~50代。
決して最近のモノではないであろう年季の入ったリュックとアウター(ジャンバー)。
しかも胸のマークが懐かしのBOSSジャン。
手には私が先月公開されたばかりの時に買ったスターウォーズのマスコット付特製ドリンクカップ。
勿論キャラクターはBB8。
素材の所為かリュックは恐らくお土産でスターウォーズのクリアファイルやらライトセイバーをすでに購入したであろう形に膨れ上がっていました。
流石の私もフォースを使う事無く「このジェダイは真っ直ぐにDーBOXに来る」と言う事を悟りました。
そして予感的中。
私しか座っていなかった最後部鑑賞エリアに登ってきたボスジャン。
彼が予約、もしくは当日席をとる際必ず予約画面に最後部が
〇〇〇〇〇 ●〇〇〇〇
(●が私)となっていたであろう状態で彼が来たことによってこうなります。
〇〇〇〇〇 ●●〇〇〇
いやアンタ普通は「〇〇〇〇● ●〇〇〇〇」やろ。
予約取る時にガラガラやったはずなのに、ピッタリ取って来るとは恐るべしフォースの持ち主です。
彼が横でゴソゴソお菓子を取り出している間前方を見ると階段を上ってくる年齢が4~50代のリュックを背負った1人の男性が見えました。
手にはBB8のドリンクカップが。
デジャヴか、とも思いましたがBOSSジャンでは無かったのでほっと胸をなでおろしましたが。
しかしここで又事件発生。
彼が来たことでシートの黒丸が以下のように変動します。
〇〇〇〇〇 ●●●〇〇
てかなんでやねんアホか。
折角一人でミレニアムファルコン(宇宙船)のパイロットになるつもりでいたのにチューバッカばかりかタスケンレイダーまで来ちゃった。
まじかよおい、と不機嫌になった私の目に又デジャヴが発生します。
前方10m中年男性発見。手にはまさかのBB8。
〇〇〇●〇 ●●●〇〇
おいおい。
いやひょっとして。
その後もう一人男が登場。
手に持っていたドリンクカップは上部に付いてるはずのキャラクターマスコットが外されていたので分からなかったのですが、もうこうなったらBB8以外考えられません。
そしてフォースのお告げ通りに
〇〇〇●● ●●●〇〇
となりました。
マジかこれ。と思いはしましたが「まあスターウォーズやからしょうがないな。」と既に映画を一度見ている先輩として許してあげる事にしました。
左右を見渡してみると私を除く全員がすでに3Dメガネを装着していました。
勿論まだCMも始まっていませんでした。
こうして私を含むむさくるしいオッサン達の肩寄せ合った宇宙飛行がスタートしたのであります。
鑑賞中、横の男性(チョリトス散らかし過ぎ)の揺れの強さでの対抗意識を燃やし過ぎて、上映開始10分位でマックスレベルまで強くしてしまった私は鑑賞後に軽い乗り物酔いの気分まで味わえる事が出来ました。
しかし十分に2500円分の価値がある映画鑑賞でした。
皆様も是非話題のアクション映画等を見る時に一度このD-BOXを予約して見て下さい。
そして注意事項の紙を渡されると思いますが、経験者の私から記載されていないが大切な事項を追加としてアドバイスさせて頂きます。
1 予約の際は隣の方の事を考えて一個飛ばしで席を確保しましょう。
2 鑑賞中に足を地面から浮かすとより臨場感が増します。
3 チョリトスは散らかりすぎるので控える事。
4 「やまむらや」の宣伝は3Dメガネで鑑賞しても飛び出しません。
5 いい歳をして鑑賞中主人公になりきってスクリーンの攻撃に合わせて顔を左右によけたりしていると、周りからみたら本当に気持ち悪がられます。
あれ。結局ブログで何が書きたかったのだろう。
おはようございます。内側がモコモコ素材でとても暖かいユニクロのパーカーを母に奪われた男斉藤です。
かなり前の話になりますが、先月の末に珍しく用事が何も無かったので1人で映画を観に行きました。
映画の題名は「STAR WARS フォースの覚醒」。
あれ。オーキニーさんこの間見にいかはったんとちゃうの。
そう思ったそこの貴方。安心してください初めて観る映画です。
3Dそして動く席で見るのは。
皆様は「D-BOX」と言う次世代の映画鑑賞席をご存知でしょうか。
映画館のスクリーンで映画鑑賞を行った事は誰でも一度はある事と思います。
この「D-BOX」というモノは、その映画館の席が例えると遊園地の乗り物のように物語や映像に合わせて激しく揺れたり動いたりする特別鑑賞席なのです。
この席が京都には桂川のイオンモールの映画館にだけ設置されています。
遅らばせながらこの次世代体感映画席を体験しにいきました。
映画館のロビーは平日の3時前後だったのでまばらにしか人影はありませんでした。
「映画スターウォーズフォースの覚醒をご鑑賞お待ちのお客様大変お待たせいたしました。」
入り口のお姉さんからお呼びがかかってブログに載せる写真を撮る為に真っ先に会場内へ向かいます。
人影のないホール内は、これから始まる私のはるか遠い銀河系の彼方への旅路、そして冒険を前に嵐の前の静けさを感じさせてくれるのには十分な雰囲気でした。
私の中のフォースもビンビンにアンテナを張りまくってました。
D-BOXと言う特別席はこの普通の会場内の階段を一番上に上がった場所、最後部座席に10席ほど設けてありました。
この時点でもう映画の中のパイロットの気分になる私。
R2D2(ロボット)は居ませんでしたが、操縦用にはしご(階段)を昇りヘルメット(マスク)を装着。向かった先はパイロットシート(鑑賞席)。
操縦席に座ると長い間忘れかけていた何かを感じずにはいられませんでした。
コックピットから見る景色。
落ち着いたのも束の間、流石はスターウォーズ。続々とこの辺りで他のパイロット達も搭乗し始めます。
通常席エリアでは、まるで鴨川の畔に座るアベック達のように席を一つ飛ばしで座る観客。
私の座るD-BOXの後部座席エリアには最初の内誰も来ませんでした。
ちょっとリッチな気分に浸りつつ受付で渡された「D-BOXご鑑賞中の注意事項」と言う紙を見ながら席の操縦方法を勉強しだす私。
「ホットドリンクは座席の揺れでこぼれて火傷をする恐れがあるのでお控えください。」
「鑑賞中、揺れが強いと思った時はシート右下にあるコントローラーで強弱を調整下さい。」
「鑑賞中のご飲食は十分に注意し、鑑賞後の座席の清掃はご自身で責任を持って
行ってください」
「万が一気分が悪くなった場合は鑑賞を控えすぐに非常灯に沿って御退出ください」
そんなに揺れるのココ。
やや不安になりながらも右手の肘おきの下にあるコントローラーを確認して取り敢えずレベル2にあわすビビりな私。
準備は万端。あとは上映を待つばかりです。
このまま一人で贅沢にテイクオフD-BOXかと思っていたのですが、しばらく入場口の方向を眺めているともしやと思える容貌の人影が見えました。
年齢は4~50代。
決して最近のモノではないであろう年季の入ったリュックとアウター(ジャンバー)。
しかも胸のマークが懐かしのBOSSジャン。
手には私が先月公開されたばかりの時に買ったスターウォーズのマスコット付特製ドリンクカップ。
勿論キャラクターはBB8。
素材の所為かリュックは恐らくお土産でスターウォーズのクリアファイルやらライトセイバーをすでに購入したであろう形に膨れ上がっていました。
流石の私もフォースを使う事無く「このジェダイは真っ直ぐにDーBOXに来る」と言う事を悟りました。
そして予感的中。
私しか座っていなかった最後部鑑賞エリアに登ってきたボスジャン。
彼が予約、もしくは当日席をとる際必ず予約画面に最後部が
〇〇〇〇〇 ●〇〇〇〇
(●が私)となっていたであろう状態で彼が来たことによってこうなります。
〇〇〇〇〇 ●●〇〇〇
いやアンタ普通は「〇〇〇〇● ●〇〇〇〇」やろ。
予約取る時にガラガラやったはずなのに、ピッタリ取って来るとは恐るべしフォースの持ち主です。
彼が横でゴソゴソお菓子を取り出している間前方を見ると階段を上ってくる年齢が4~50代のリュックを背負った1人の男性が見えました。
手にはBB8のドリンクカップが。
デジャヴか、とも思いましたがBOSSジャンでは無かったのでほっと胸をなでおろしましたが。
しかしここで又事件発生。
彼が来たことでシートの黒丸が以下のように変動します。
〇〇〇〇〇 ●●●〇〇
てかなんでやねんアホか。
折角一人でミレニアムファルコン(宇宙船)のパイロットになるつもりでいたのにチューバッカばかりかタスケンレイダーまで来ちゃった。
まじかよおい、と不機嫌になった私の目に又デジャヴが発生します。
前方10m中年男性発見。手にはまさかのBB8。
〇〇〇●〇 ●●●〇〇
おいおい。
いやひょっとして。
その後もう一人男が登場。
手に持っていたドリンクカップは上部に付いてるはずのキャラクターマスコットが外されていたので分からなかったのですが、もうこうなったらBB8以外考えられません。
そしてフォースのお告げ通りに
〇〇〇●● ●●●〇〇
となりました。
マジかこれ。と思いはしましたが「まあスターウォーズやからしょうがないな。」と既に映画を一度見ている先輩として許してあげる事にしました。
左右を見渡してみると私を除く全員がすでに3Dメガネを装着していました。
勿論まだCMも始まっていませんでした。
こうして私を含むむさくるしいオッサン達の肩寄せ合った宇宙飛行がスタートしたのであります。
鑑賞中、横の男性(チョリトス散らかし過ぎ)の揺れの強さでの対抗意識を燃やし過ぎて、上映開始10分位でマックスレベルまで強くしてしまった私は鑑賞後に軽い乗り物酔いの気分まで味わえる事が出来ました。
しかし十分に2500円分の価値がある映画鑑賞でした。
皆様も是非話題のアクション映画等を見る時に一度このD-BOXを予約して見て下さい。
そして注意事項の紙を渡されると思いますが、経験者の私から記載されていないが大切な事項を追加としてアドバイスさせて頂きます。
1 予約の際は隣の方の事を考えて一個飛ばしで席を確保しましょう。
2 鑑賞中に足を地面から浮かすとより臨場感が増します。
3 チョリトスは散らかりすぎるので控える事。
4 「やまむらや」の宣伝は3Dメガネで鑑賞しても飛び出しません。
5 いい歳をして鑑賞中主人公になりきってスクリーンの攻撃に合わせて顔を左右によけたりしていると、周りからみたら本当に気持ち悪がられます。
あれ。結局ブログで何が書きたかったのだろう。