先日、MKボウルの前を通った時にしっかり営業されていたのを確認した斉藤です。
おはようございます。そして閉店してたなんて気安く言ってしまってスミマセンでした。
昨日の7月25日、無事斉藤家の長男が誕生日を迎える事が出来ました。
誕生日を迎えた息子に「今年一年の抱負は」と尋ねてみたところ
「斉藤家と山科の益々の発展を切に願い自らが出来る事を模索した後結果に結び付けられるように精進したい」
と我が子ながら立派な事を誓いとして立ててくれました。
そんな息子「蒼衣(あおい)」も早いモノで今年1歳。
長女の1歳の誕生日の時にもしてあげたのですが、斉藤家では1歳を迎えると「ホールケーキを好きにして良い権利」がプレゼントとして与えられます。
これが斉藤家伝統の「お食い初め式」。
そしてそんな息子のバースデーケーキはコチラ。
外環状線のBAIKALにて作って頂いた似顔絵ケーキ単価5000円也。
箱を開封すると共に歓声に包まれる斉藤家のリビング。
「わあ凄い」「何これ凄い」「超凄い」「スゲー」
凄いの三段活用の最上級、凄い凄いヤー凄いェストの域まで同時発声にて頂きました。
いや職人さん上手すぎるやろコレ。
食べるのもったいない位です。
この時はまだ、後にあのような恐ろしい惨劇が起ころうとは知る由もありませんでした。
笑っていないので似ているかどうか分かりにくいと思いますが、私ですら間違ってケーキに向かって今年の抱負を聞いてしまいそうになった位です。
そして準備は整いコチラ。
床に後で処理しやすいようにぷちぷちを敷き詰めてその上にケーキ対息子をドーンと報知新聞。
初めて触る生クリームに興味半分恐怖半分の息子。
まるでアラレちゃん(少年誌にて過去に連載された鳥山明氏によるギャグ漫画)のウ○コを触るかのようにツンツクツンを繰り返していた息子。
しばらくして足やひざなどあちこちに生クリームを付け始めます。
それより何より周りで私や妻、御婆から写真を撮られまくっていていつもと違う環境に少しづつ不安になってきた息子。
開始2分でギブアップです。
因みに長女の時は5分くらいケーキで遊んでました。
そしてケーキがテーブルに運ばれてケーキのお食い初め開始の際の会話。
妻「お母さん(御婆)、私ココ片付けるんで蒼衣お風呂お願いしていいですか」
婆「うんええよ。じゃあ蒼ちゃんあーちゃんと一緒にシャワーいってキレイキレイしよっか。」
娘「しーちゃんこれ(ケーキ)早く食べたい。」
妻「ちょっとまってねしーちゃん。お父さんこれケーキお願いね。」
私「ん・・・・。」
え。
私「なあちょっと。」
妻「何。」
私「コレ。どうやって切ったらエエねん。」
私の美容師歴は今年で20年目を迎えました。
今までお客様の髪を切ってきた回数は1万回を超えていると思います。
しかしお客様の髪もさることながら、今までの人生でピザやケーキ、お好み焼きなど色々なカッティング技術を披露して来ました。
美容師ですからバランスを取ったり、左右均等や平等なカットはお手の物。角度を60°にして丸いモノを6等分するなんて簡単な事だと思ってきました。
しかしです。
絵でも何でも息子の顔に刃物を付きつける。
これは切れない。
妻「簡単に六等分位にして切っ・・・・あ。」
私「ほならさおりやってくれ。」
妻「・・・・・・お父さん頑張って。」
むぅ。何この試練。
果たしていつ切るのかって今でしょ。
目前には笑顔の息子の顔が描かれたケーキが。私の手には包丁。唇は渇いて来ます。
ジュリー(沢田ケンジ)で言えば片手にピストル、心に花束、背中に人生を。嗚呼。
昔のキリシタン達は果たしてどういう思いでイエスキリストさまの絵を踏んだのであろうか。
しかし乗り越えなければならない。頑張れ広観。
取り敢えず縦に真っ直ぐ入れてみようとします。
むぅ。息子が私から離れて行きそう。
それではと横に一文字に。
むぅ。息子の頭が悪くなりそう。
そしてさんざん悩んだ挙句。
手塚治虫先生のブラックジャックのように斜めに行ってしまいました(泣)。
ぴいぴいぴい。
わが子へ
お誕生日おめでとう
お父さんは蒼衣が大好きです
心を引き裂かれちまったぁ
それはずっと変わらないと思う
心をねじられちまったぁ
立派にスクスクと育ってくれさえすれば何も望みません
悔しくて悲しくて
こんなことになってしまって本当にごめんね
こらえた夜
でもいつの日かお父さんのした事を理解して
大嫌いだぜ
そして許してくれる日が来ると信じてます
大きな志を持った男に育って行ってくださいね
ろくなもんじゃねえぇ
ぴいぴいぴい
作詞作曲 長淵剛
HAPPY BIRTHDAY AOI
先日、MKボウルの前を通った時にしっかり営業されていたのを確認した斉藤です。
おはようございます。そして閉店してたなんて気安く言ってしまってスミマセンでした。
昨日の7月25日、無事斉藤家の長男が誕生日を迎える事が出来ました。
誕生日を迎えた息子に「今年一年の抱負は」と尋ねてみたところ
「斉藤家と山科の益々の発展を切に願い自らが出来る事を模索した後結果に結び付けられるように精進したい」
と我が子ながら立派な事を誓いとして立ててくれました。
そんな息子「蒼衣(あおい)」も早いモノで今年1歳。
長女の1歳の誕生日の時にもしてあげたのですが、斉藤家では1歳を迎えると「ホールケーキを好きにして良い権利」がプレゼントとして与えられます。
これが斉藤家伝統の「お食い初め式」。
そしてそんな息子のバースデーケーキはコチラ。
外環状線のBAIKALにて作って頂いた似顔絵ケーキ単価5000円也。
箱を開封すると共に歓声に包まれる斉藤家のリビング。
「わあ凄い」「何これ凄い」「超凄い」「スゲー」
凄いの三段活用の最上級、凄い凄いヤー凄いェストの域まで同時発声にて頂きました。
いや職人さん上手すぎるやろコレ。
食べるのもったいない位です。
この時はまだ、後にあのような恐ろしい惨劇が起ころうとは知る由もありませんでした。
笑っていないので似ているかどうか分かりにくいと思いますが、私ですら間違ってケーキに向かって今年の抱負を聞いてしまいそうになった位です。
そして準備は整いコチラ。
床に後で処理しやすいようにぷちぷちを敷き詰めてその上にケーキ対息子をドーンと報知新聞。
初めて触る生クリームに興味半分恐怖半分の息子。
まるでアラレちゃん(少年誌にて過去に連載された鳥山明氏によるギャグ漫画)のウ○コを触るかのようにツンツクツンを繰り返していた息子。
しばらくして足やひざなどあちこちに生クリームを付け始めます。
それより何より周りで私や妻、御婆から写真を撮られまくっていていつもと違う環境に少しづつ不安になってきた息子。
開始2分でギブアップです。
因みに長女の時は5分くらいケーキで遊んでました。
そしてケーキがテーブルに運ばれてケーキのお食い初め開始の際の会話。
妻「お母さん(御婆)、私ココ片付けるんで蒼衣お風呂お願いしていいですか」
婆「うんええよ。じゃあ蒼ちゃんあーちゃんと一緒にシャワーいってキレイキレイしよっか。」
娘「しーちゃんこれ(ケーキ)早く食べたい。」
妻「ちょっとまってねしーちゃん。お父さんこれケーキお願いね。」
私「ん・・・・。」
え。
私「なあちょっと。」
妻「何。」
私「コレ。どうやって切ったらエエねん。」
私の美容師歴は今年で20年目を迎えました。
今までお客様の髪を切ってきた回数は1万回を超えていると思います。
しかしお客様の髪もさることながら、今までの人生でピザやケーキ、お好み焼きなど色々なカッティング技術を披露して来ました。
美容師ですからバランスを取ったり、左右均等や平等なカットはお手の物。角度を60°にして丸いモノを6等分するなんて簡単な事だと思ってきました。
しかしです。
絵でも何でも息子の顔に刃物を付きつける。
これは切れない。
妻「簡単に六等分位にして切っ・・・・あ。」
私「ほならさおりやってくれ。」
妻「・・・・・・お父さん頑張って。」
むぅ。何この試練。
果たしていつ切るのかって今でしょ。
目前には笑顔の息子の顔が描かれたケーキが。私の手には包丁。唇は渇いて来ます。
ジュリー(沢田ケンジ)で言えば片手にピストル、心に花束、背中に人生を。嗚呼。
昔のキリシタン達は果たしてどういう思いでイエスキリストさまの絵を踏んだのであろうか。
しかし乗り越えなければならない。頑張れ広観。
取り敢えず縦に真っ直ぐ入れてみようとします。
むぅ。息子が私から離れて行きそう。
それではと横に一文字に。
むぅ。息子の頭が悪くなりそう。
そしてさんざん悩んだ挙句。
手塚治虫先生のブラックジャックのように斜めに行ってしまいました(泣)。
ぴいぴいぴい。
わが子へ
お誕生日おめでとう
お父さんは蒼衣が大好きです
心を引き裂かれちまったぁ
それはずっと変わらないと思う
心をねじられちまったぁ
立派にスクスクと育ってくれさえすれば何も望みません
悔しくて悲しくて
こんなことになってしまって本当にごめんね
こらえた夜
でもいつの日かお父さんのした事を理解して
大嫌いだぜ
そして許してくれる日が来ると信じてます
大嫌いだぜ
大きな志を持った男に育って行ってくださいね
ろくなもんじゃねえぇ
ぴいぴいぴい
作詞作曲 長淵剛
HAPPY BIRTHDAY AOI