おはようございます。
10周年のキャンペーンでの「ブログクイズ」の回答で、答えを知っていらっしゃるお客様達が来店時に笑顔で「ほにゃらら~(クイズの答えの挨拶)」と入って来られるたびに、何故かとてつもない罪悪感に駆られ「あ。この挨拶流行らせちゃいけない奴だ」と気付く事が出来始めた男斉藤です。
いや。しかし。最近の子供はお寿司が好きですね。私が幼いころはお寿司どころかお造りでさえ食卓にそうは並んでいませんでしたよ。
私の子供達も例に漏れずお寿司が大好きなのですが、その中でも大人気なのが「マグロ」や「イカ」。
我が家では母親との同居生活を長年しているのですが、この母親が私から見ると子供(孫)達に対して実に「甘やかし大魔王」です。
そんな大魔王が、ここ最近特に下の息子の喜ぶ顔を見たさに週4位のペースで夕飯に「お造り」お刺身を準備してくれます。
値札は見た事が無いですが、恐らくマツヤスーパーでタイムセールでも2千円以上するような感じなモノが食卓に登場します。
最初のうちは「アンタラよう食べるなあ。そんな好きやったらお父さんのも食べてエエで。」と優しく声を掛けていました。
よその子ならまだしも当然身内ですからそこに遠慮など全くない訳で、池の鯉のように口に放り込んで行く子供達。
なので私に回ってくるのはいつもあまり人気の無いハマチやサーモンばかりでした。
先日、めずらしく母からの「夕飯メール」が届きました。
「今日の夜はおいしそうなお刺身買っておいたし」
いつもの事やん、と突っ込みたくなりましたが、メールを送ってくるくらいだから余程豪華なお造り購入したんだな、と理解しました。
いつもの様に仕事が終わってから家に帰り、これまたいつもの様にお風呂に入っている母子たちの声を聴きながら夕飯をチンしていました。
準備をしているとタイミングよく娘がお風呂から上がってきて髪を拭きながら「お父さんお帰り」と言ってお茶などの用意をしてくれました。
挨拶と感謝の返事をする私に、娘がコップに氷を入れながら「そう言えばお造りもあるし出すわ」と行って来ました。
お小遣いの為かよく動く娘に感心しながら、ちょっと父の寛大さをアピールしようと思い私の口から
「しーちゃんお造り食べたんか。良かったらお父さんの分もうちょっと食べてもええで。」
と言う言葉が出ました。
いつもならここで「え。ええのありがとうラッキー。」と言いながら嬉しそうに醤油をチビチビ着けて食べる娘でしたが、今回は何故か
「ううんええねん。お父さん仕事でお腹減ってるから食べて。」
ととても優しい言葉を掛けてくれました。
エエ子に育ってきたなと感心したのは束の間の事。はかない夢でした。
そんな父親想いの娘がパーシャルの蓋から出してきた母親がわざわざメールで送ってきた位のお造りがコチラ。
しばらく静寂が辺りを包みました。
我に返り、ふと横を見るとタブレットを片手にソファーに横になりながらゲップをしている娘がいました。
口には何故かハマチの姿が。
しばらくしてお風呂から上がってきた妻に、何ともやりきれない思いをぶつけてみると妻の口から
「そんなん私最近ずっとツマ(大根の千切り)しか食べてないよ。」
と言う言葉が。
娘の最大の優しさで残してくれたイカを食べながら、妻の異変に気が付けなかった自分を責めつつこれからの覚悟を決める私。
「私はシソ担当」
刺身が無くてもシソだけでも良いじゃない。カンボジアの人たちに比べればなあヒロミ。
でもさおり(妻)さん。ちょっとだけモッサイ(格好悪い)事言わせてくれませんか。
出来たらツマ担当と変えておくれ。
おはようございます。
10周年のキャンペーンでの「ブログクイズ」の回答で、答えを知っていらっしゃるお客様達が来店時に笑顔で「ほにゃらら~(クイズの答えの挨拶)」と入って来られるたびに、何故かとてつもない罪悪感に駆られ「あ。この挨拶流行らせちゃいけない奴だ」と気付く事が出来始めた男斉藤です。
いや。しかし。最近の子供はお寿司が好きですね。私が幼いころはお寿司どころかお造りでさえ食卓にそうは並んでいませんでしたよ。
私の子供達も例に漏れずお寿司が大好きなのですが、その中でも大人気なのが「マグロ」や「イカ」。
我が家では母親との同居生活を長年しているのですが、この母親が私から見ると子供(孫)達に対して実に「甘やかし大魔王」です。
そんな大魔王が、ここ最近特に下の息子の喜ぶ顔を見たさに週4位のペースで夕飯に「お造り」お刺身を準備してくれます。
値札は見た事が無いですが、恐らくマツヤスーパーでタイムセールでも2千円以上するような感じなモノが食卓に登場します。
最初のうちは「アンタラよう食べるなあ。そんな好きやったらお父さんのも食べてエエで。」と優しく声を掛けていました。
よその子ならまだしも当然身内ですからそこに遠慮など全くない訳で、池の鯉のように口に放り込んで行く子供達。
なので私に回ってくるのはいつもあまり人気の無いハマチやサーモンばかりでした。
先日、めずらしく母からの「夕飯メール」が届きました。
「今日の夜はおいしそうなお刺身買っておいたし」
いつもの事やん、と突っ込みたくなりましたが、メールを送ってくるくらいだから余程豪華なお造り購入したんだな、と理解しました。
いつもの様に仕事が終わってから家に帰り、これまたいつもの様にお風呂に入っている母子たちの声を聴きながら夕飯をチンしていました。
準備をしているとタイミングよく娘がお風呂から上がってきて髪を拭きながら「お父さんお帰り」と言ってお茶などの用意をしてくれました。
挨拶と感謝の返事をする私に、娘がコップに氷を入れながら「そう言えばお造りもあるし出すわ」と行って来ました。
お小遣いの為かよく動く娘に感心しながら、ちょっと父の寛大さをアピールしようと思い私の口から
「しーちゃんお造り食べたんか。良かったらお父さんの分もうちょっと食べてもええで。」
と言う言葉が出ました。
いつもならここで「え。ええのありがとうラッキー。」と言いながら嬉しそうに醤油をチビチビ着けて食べる娘でしたが、今回は何故か
「ううんええねん。お父さん仕事でお腹減ってるから食べて。」
ととても優しい言葉を掛けてくれました。
エエ子に育ってきたなと感心したのは束の間の事。はかない夢でした。
そんな父親想いの娘がパーシャルの蓋から出してきた母親がわざわざメールで送ってきた位のお造りがコチラ。
しばらく静寂が辺りを包みました。
我に返り、ふと横を見るとタブレットを片手にソファーに横になりながらゲップをしている娘がいました。
口には何故かハマチの姿が。
しばらくしてお風呂から上がってきた妻に、何ともやりきれない思いをぶつけてみると妻の口から
「そんなん私最近ずっとツマ(大根の千切り)しか食べてないよ。」
と言う言葉が。
娘の最大の優しさで残してくれたイカを食べながら、妻の異変に気が付けなかった自分を責めつつこれからの覚悟を決める私。
「私はシソ担当」
刺身が無くてもシソだけでも良いじゃない。カンボジアの人たちに比べればなあヒロミ。
でもさおり(妻)さん。ちょっとだけモッサイ(格好悪い)事言わせてくれませんか。
出来たらツマ担当と変えておくれ。