今日から私はスカイアクティブ

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2015.02.12

 Be A Drive

 

 基本がしっかりしている車だけが、どんな未来にも走って行ける

 

 スカイアクティブ テクノロジー      

 

 それは圧倒的な低燃費と、クルマを走らせる喜びを両立する

 

        (MAZDAホームページより抜粋)

 

 

 おはようございます。先日の月曜日ついに新車に乗り換えを果たした、スーパー銭湯のジェットバスで血行が良くなり過ぎてぶっ倒れた男斉藤です。

 

 と言う事で我が家に新しい車がやって来ました。

 

 

 

 「カッコいい」「性能が過ごそう」と言う安易な考えから購入する事に決めたと言う、私にはもったいない位の性能の車。

 

 この車、国内メーカーの「マツダ」と言う所の車なんですが、なんでも普通の車よりも「走る楽しみ」をコンセプトに製造された車好きもうならせるくらいの最新のテクノロジーを駆使した「爽快さを追求した車」だそうです。

 

 で、キャッチフレーズが「スカイアクティブ」。意味は正直良く分かりませんが、何となくまとめると「自分の身体の一部の様に車を操る楽しみ方が出来る」と言う事っポイです。

 

 雪の降る中、東野の交差点にあるディーラーで、1時間にわたり色々と性能や簡単な取説を聞き、「早く乗って走る楽しみを味わいたい(スカイアクティビりたい)」と逸(はや)る気持ちを押さえながら家に一度戻り、家の前に車を停めて、車の中で説明書を見ながらおニューの車の性能を勉強しました。

 

 「よっしゃ。取りあえず一通り目を通したからそろそろ外食の時間までひとっ走り。スカイアクティブしにいこか。」

 

 そう意気込んでから、家の中に要らない荷物を置きに行こうと車を降りた瞬間、家の中からタイミングよく妻が出て来きました。

 

 妻「すごーい。これが新しい車。カッコいいしおっきいねー。」

 

 妻の言葉に心底「買って良かった」と思う私。上機嫌で妻に伝えます。

 

 私「せやろ。ちょっと荷物置いてからひとっ走りスカイアクティブしに行ってくるわ。」

 

 頭の中では、まだ京都でも数台しか走っていないであろう今年初めに出たばかりの素晴らしい車に乗って、街ゆく女学生たちに「ちょっと何あの車めっちゃ格好いいやん素敵。イヤンそれに運転してる人激しぶやん。高橋克典みたいおしっ○漏れちゃう」なんて声を掛けられる妄想を抱きながら妻に留守を頼もうとしました。

 

 妻「えーいいな。私も乗ってみたーい。」

 

 え。

 

 私「いや蒼(息子)おるやろ。」

 

 妻「蒼ちゃん今寝てるから大丈夫。ね私も乗りたいの。」

 

 まあ妻付でも○しっこ漏らすまで行かないにしても胸キュンくらいはさせられるやろう。そう思ってやむを得ず承諾。取りあえず早くスカイアクティビりたかったので荷物を置きに行きました。

 

 で、クルマに戻ってきて運転席に座ろうとしたら私の乗る場所に何やら人影が。

 

 私「ちょ。なんでアンタ乗ってんねん。」

 

 妻「えー何言ってんの運転させてくれるって言ったじゃん。さ。雪降って寒いから早く助手席乗って。」

 

 と、何だか良く分からないうちに妻のスカイアクティブに付き合う事になってました。

 

 でもまあそこは新車を納車して気分が良かった私。仕方がないから付き合ってあげるか、と快くこれも承諾しました。

 

 クルマを意のままに操る快感を追求した、トランスミッション

 

        (MAZDAホームページより抜粋)

 

 妻も、試乗しにいったときにマツダの店長さんに色々聞いてたから恐らくこの車の素晴らしい性能を体感したかったに違いない。何より妻がオッケー出してくれたからスカイアクティブする事が出来たのです。

 

 そう思いながら助手席からいつもと違った山科の景色を眺めていました。

 

 そして妻の運転に体をゆだねていたのですが、何やらスムーズに走れる国道の方角ではない方向に向かっていくスカイアクティブ

 

 私「あれ。1号線とか湖西道路のほうと違うけど。クルマの性能試すんじゃないの。」

 

 そう思って妻のスカイアクティブ先を訪ねた所、妻の口から

 

 「えっとね走ってみたい道があるんだ」

 

 との返答がありました。

 

 ほう。妻ももしかしたらこの車が来たら真っ先にスカイアクティビりたい場所があったのか、と感心する私。

 

 私「へー。どこ走ってみたいの」

 

 具体的な場所を聞いてみると

 

 妻「えっとね。ヒカリヤの横の道入って区役所の裏道。」

 

 ・・・・

 

 何。

 

 私「なんでそんなとこ走んねん。」

 

 妻「えー。いいじゃんヒロミ(私)いる時に走っておきたいんだもん。」

 

 ・・・・

 

 私の脳裏で計画されていたスカイアクティブ(邦題:おしっこ漏れちゃう)計画がここに来てまさかの山科の狭いスカイ裏道ティブに。

 

 複雑な思いとは裏腹に妻は楽しそうに走りの感想を述べながら渋滞や片道通行の道をチンタラ進んで行きます。

 

 しばらくして新十条通りに出てきて自宅のほうに車が向かい始めました。

 

 まあさおりにしては上出来だな。そう思って要約ハンドルを握れると思っていると

 

 妻「えっとね。今度は刑務所の横通って奈良街道に出てからマツヤのそばに行って良い。」

 

 と驚愕の追加注文が飛び出しました。

 

 ゼロからの革新。世界一のクルマを作る。

 

        (MAZDAホームページより抜粋)

                ・
 私「え。まだ走んの。ってかなんでそんな狭い道ばっかりいくねん。」
                ・
 妻「だっていいじゃん。慣れておかないと運転怖いんだもん。どこ走らないといけないとかあるの。」
                ・
 私「・・・ないけどさぁ。」
                ・
 楽しいはずの初乗りで不覚にも沈んだ気持ちになって行く自分が分かりました。
                ・
 ってかさおりさんスカイアクティブが泣いてるぞ。
                ・
 そしてそんな地獄のドライブも30分ほどが過ぎ、途中途中の私からの「もうムッチャ上手いやん。山科でコレだけ運転で来たらどこでも走れるわ」という殺し文句もむなしくその後10分の延長タイムで渋谷海道を経由。計40分をスカイアクティビりました。
                ・
 妻「はあ。楽しかったね。ありがとうお父さん。」
                ・
 私はそれほど楽しくなかった。
                ・
 そして要約私にハンドルが廻って来たのですが、家に着いた途端、学校から帰宅した娘が飛び出してきて「乗せて乗せて」といいだしてしまい、その内家の中から息子の泣き声が聞こえてくる始末。結局遠くにスカイアクティブする時間は無くなってしまいました。
                ・

 

 どこまでも走って行きたくなる。安定した乗り心地を支えるプラットフォーム

                ・
        (MAZDAホームページより抜粋)
                ・
 ふてくされながら家の中に入り寝起きの子供と遊んでいると、夕飯の材料を買った母が帰って来ました。
                ・
 母「ただいま。前。あれ。凄い車やな。滅茶苦茶おっきくてカッコいいやん。」
                ・
 私の心境など知る由もない母は私に向かって軽く「おめでとう」というと、笑顔とウインクを送ってくれました。
                ・
 妻「そうなんですよお母さん。今試運転行ってきた所なんですよ。すっごいクルマですよあれ。」
                ・
 私とは正反対に上機嫌な妻がハイテンションで母と会話を始めました。
                ・
 母「え。さおりちゃんもう乗ったん。危な。大丈夫やったん。」
                ・
 その一部始終を見守る無言の私。そしてこの後私のリミッターを解除してしまう妻の言葉がさく裂します。
                ・
 妻「大丈夫ですよ超楽しかった。ねヒロミ。ていうか座席が高くて窓も広いからムッチャ見易くて運転しやすくて、皆前からよけてくれるし」
                ・
 妻「もう空で戦ってるって感じで、まさしくスカイアクションってかんじでしたよ。」
                ・
 母「へースカイアクションなの。」
                ・
 ・・・・・・
                ・
 ・・・・・
                ・
 もうね。私ね。
                ・
 何から突っ込んだらいいんでしょう皆様。
                ・
 これからもずっと、走る喜びに満ちたクルマを作り続けよう。
 マツダの強い決意から、クルマの基本性能を確信するスカイアクティブテクノロジーは生まれました。
 CX-5は、この革新技術をマツダで初めてフル導入。依頼、道を選ばず、どこでも思いのままに
 走りたいという人の想いに応えるため、エンジン、トランスミッション、ボディ、シャーシ、
 さらには4WDシステムなど、走る歓びにかかわるすべての性能を磨き上げてきました。
 
 走りの楽しさのためにも、スカイアクティブテクノロジーはさらなる進化を続けます。

 

 

        (MAZDAホームページより抜粋)

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