結婚記念日

はてなブックマーク
2013.07.24

 おはようございます。また今回少し真面目な斉藤です。

 

 先日の日曜日に妻との結婚10周年を迎えました。

 

 毎年、年に一度だけは二人だけで食事に行こうと決めているこの日。今回は山科で昔からなじみのある大宅のフランス料理屋さん「錦川」にて記念日のお世話になりました。

 

 

 以前は予約も取れないほどの超人気店だったのですが、この日は運よく他にお客様がいらっしゃらなく二人だけの貸し切り状態。

 

 取り敢えず白ワインで乾杯した私達。向かい合うと新鮮さや照れくささはそれほど無いのですが、毎日ほとんどの時間一緒にいると、普段から無口な私ですので何から話そうかと切り出す会話に困ります。

 

 そしてモゴモゴとしている内に運ばれてくる前菜やらディッシュ達。

 

 一品目の前菜盛り合わせは写真を撮るのを忘れてしまいましたが一品一品ご説明頂きながら、前菜3種類、メイン3類類、デザートと盛りだくさんのコース料理を御馳走になりました。 

 

 さすがにこれはお腹いっぱい。大満足です。

 

 食事中に話した内容は覚えてませんが、とりあえずこの際にも私の突っ込み心を刺激する言葉を多数発していた妻。

 

 

 

 そこを詳しく書いてしまうと又それだけでブログの記事になってしまうのでやめておきます。

 

 とりあえず写真でお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、実は前日にお店に寄ってあらかじめ女将さんにお願いしていた私。

 

 

 最後のコーヒーを飲み干すかというタイミング、打ち合わせ通りサプライズプレゼントが妻の前に運ばれてきます。

 

 実は包装紙に私からのとっても恥ずかしい言葉が書かれていたメッセージカートが付いていたので包装紙を破ったところをパシャ。

 

 

 ごく一般的な夫婦であれば、サプライズの反応を見て楽しむのでしょうが、私の場合、無敵の妻に変に期待をかけてしまうと後で後悔する事が多いので全く期待していません。

 

 そして中身はこちら。

 

 

 妻と体系などがほとんど一緒のお客様F様にご協力いただき、こっそり計っていた腕周りのサイズは少し大きかったですが兎に角結構喜んでくれました。

 

 しかもペアという私がやらなさそうなプレゼント。

 

 

 知っている人に見られたりすると恥ずかしいので山科内で身に着けている事は先ず無いとは思うのですが、この壁も乗り切れるよう精進致します。

 

 

 

 思い起こせば同じ会社内で、私が人事異動で店を移って先輩後輩として出会ってからは16年になろうとしています。

 

 その時はお互いに、まさか結婚する事になろうとは露とも知りませんでした。

 

 妻がその当時抱えていた恋人との関係の相談に乗るようになってから少しずつ距離が近づいていき心が通い始めました。

 

 あと数年のうちに京都に戻るのでそれでもいいですか、と尋ねたところ何も考えずに付いて行く、と答えてくれた妻。

 

 何度か大きな衝突が起きて家出したり家出されたりしながらでしたが、どうにかバランスを保ち歩いて来た10年。

 

 お互い出会った時よりシワも増えたし肌もシャワーの水が弾かなくなって来ました。

 

 私の中での地球上で唯一「私の思い通りにならない女性」として降臨してくれた妻。

 

 御蔭で自分自身の成長を止める事無く今日まで少しづつですが前進させてもらっています。

 

 勿論それ以外にも周りの人たちに沢山支えて来てもらえたので進めてきたわけですが、大部分を占めているのは多分隣のこの人だと思います。

 

 記念日が過ぎれば、又お互いに普段の美容師兼父母に戻って行くわけですが、又喧嘩や衝突なども多く出てくると思います。

 

 これからも私を笑わせてくれたり、腹立たせてくれたり、突っ込ませてくれたり、心を色々と動かしてくれる事でしょう。

 

 でもこの腕時計のように一緒に時を刻んでいけたらいいなと思います。

 

 お互いに立ち止まらないよう成長していきましょう。

 

 これからも程ほど宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 そんな感傷に浸っていた矢先。

 

 お客様に向かって「高齢のおばあ様がカメラでピースの社員」とか訳の解らない言葉を発していた妻。

 

 おそらくですが「ピースサインの写真」と言いたかったのでしょう。

 

 しかしその事を振り返らずに会話を進めていました。

 

 流石です。

 

 しかしその事にとっさに気付いた私。

 

 さらに流石です。

 

 夫婦としては2流です。

一覧 TOP